
【EVAN ALMIGHTY】2007年/アメリカ
監督:トム・シャドヤック
出演:スティーヴ・カレル、モーガン・フリーマン、ローレン・グレアム、ジョン・グッドマン
ワンダ・サイクス、ジョン・マイケル・ヒギンズ
主人公エバンはジム・キャリー主演の【ブルース・オールマイティ】に出ていたTVキャスターです。
そのエバンがいまや時の人。下院議員に当選し大役を任せられる。
マニフェストは「世界を変えよう!」
そこに突然現れた神。『世界を変えたいなら箱舟を作れ』と命令される。
無茶苦茶な話です。あんた本当は何者!?主人公だって面食らいますよね。
でも神はどうやら本物の神のようだ・・・
エバンの周りではおかしなことばかり起こるし箱舟を作らなければならないように
自然と持っていかれてしまうのだから神の力はやはり偉大なのでした。
いやぁ〜笑った、笑った。
モーガン・フリーマンの茶目っ気ある神様がおかしすぎる〜。
スティーヴ・カレルのおとぼけキャラもとってもいい。
どんどん増えてくる動物たちも賢くて可愛くて見ていて飽きない。
家族の絆の大切さもしみじみ見せてくれる。
突拍子もない話なだけにしらけてしまう人もいるかもしれないけれど
これは完全なるコメディ、何でもありでいいんです。
エバンは箱舟を完成できるのか?大洪水は本当に起こるのか?
ラストに向かってちょっとした興奮も巻き起こります。
特典映像の中に監督やスタッフのエコ活動がたっぷり紹介されています。
結構大掛かりなことをやってるんです。その姿勢が素晴らしい!
動物のキャスティングも見ごたえあって楽しかったですよ。

【ED TV】1999年/アメリカ
監督:ロン・ハワード
出演:マシュー・マコノヒー、ウディ・ハレルソン、ジェナ・エルフマン、マーティン・ランドー
デニス・ホッパー、エレン・デジェネレス、エリザベス・ハーレイ、サリー・カークランド
一般人の生活を24時間カメラが追ってTVで公開する。
視聴率低迷に悩むTV局がそんな生番組を企画します。
主役はスターでも何でもないど素人、台本もなしです。
抜擢されたエドは有名になれるしお金も入るし家族にとってもいいことだらけと大はしゃぎ。
エド自身はその状況にすぐに慣れてスター気取りで最初はとても楽しそう。
でも周囲の人たちを巻き込むことになっていくので浮かれてばかりもいられなくなる。
家族の触れられたくない秘密まで全国に暴露する結果になったり
プライバシーのない生活に恋人との関係もギクシャク。
そうだよね。。いいムードの時に気がつけばすぐ横にTVカメラなんだもん。
まともな女性なら自分たちのラブシーンを全国の視聴者が除き見しているって耐えられない。
TV局は視聴率のことしか考えていないから人の気持ちなんてどうでもいいのね。
エドの家族のゴシップは絶好のネタ。
「お父さんが死んだ」・・・のTELには私も一瞬、どっちの!?と思ったけれど
あのオチは実際自分がTVの生中継で見ていたら涙出るほど笑ったかもしれない。
人の死がからんでいるのに不謹慎な・・・
でもその後のシーンで柵の外から葬儀を見守るエドには本当に切なくなるの。
ばかばかしくて笑ってばかりの内容かと思うとこんなふうにホロッとさせられたり
エドの彼女の立場を思うと胸が痛かったり、心温まるシーンもあったりで
好きだなぁこの作品・・・と思ったら監督がロン・ハワードだった〜。
コミカルだけど温かくいい味を出している作品でした。
そして何と言ってもラストのエドの逆襲が痛快でいい!
他人のスキャンダルをTVで笑いものにしている会社のお偉いさん方も
いざ自分のこととなると大慌てなんだもん。
エドって賢いわぁ〜〜!

【ALIEN VS. PREDATOR】2004年/アメリカ
監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:サナ・レイサン、ラウル・ボヴァ、ランス・ヘンリクセン、ユエン・ブレムナー、コリン・サーモン
エイリアンとプレデター、ファンにとっては夢の対決なんでしょうね。
両方とも人気あるみたいだしどちらかを応援しながら見るのが正しい方法?
私はエイリアンは人に語れるほどちゃんとは見ていない。
でもシュワちゃんの『プレデター』は見た。おもしろかった。
だからといって別にプレデター派ではないのですが
この戦い、プレデターと人間に妙な親近感がわいてしまうという展開で
ちょっとずっこけてしまうのです。
もしかしてプレデターって本当は人間が化けているんじゃないの!?
そんな疑惑が私の中に・・・
人間とプレデターが協力して戦っちゃうなんて想像できなかった。
太古の昔からの成人の儀式という設定はおもしろい。
エイリアンとプレデターにはこんな関係があったのね・・・
それがわかっただけでもこれを見たかいがありました。
戦い自体は全然恐怖を感じないのでもっともっと迫力を見せつけて欲しかったなぁ。
俳優は全く記憶に残らない人ばかりだった。
もっとも主役は宇宙のモンスターたちなのだから人間が目立つ必要がない。
それにしてはピラミッドに閉じ込められるまで、狩りが始まるまでが長い。
プレデターはどうした?エイリアンはどこにいる!?と身構えていた時が一番ハラハラ。
映像的には暗いシーンが多くて2大生物のバトルが見えにくいったらありゃしない。
きれいに映る新型TVが欲しいよ〜〜〜

【I,ROBOT】2004年/アメリカ
監督:アレックス・プロヤス
出演:ウィル・スミス、ブリジット・モイナハン、アラン・テュディック、ブルース・グリーンウッド
チー・マクブライド、ジェームズ・クロムウェル、シャイア・ラブーフ
近未来、そこはロボットと人間とが共存する世界。
ロボット開発の第一人者が謎の死を遂げる。
調査に乗り出す刑事スプーナー。
ロボットが関与している事件ではないかと疑い
第一の容疑者は『サニー』
“ロボット3原則”によって人間には決して危害を加えないはずのロボット。
だけどスプーナーはロボットを頭から信じていない。
高い知能を植え付けられたロボットが感情を持ち反逆したら世界はひっくり返る。
ロボットVSスプーナーの激しい攻防戦は迫力満点。
大量のロボットがうじゃうじゃとわいて出てくる映像がすごい。
未来の車は自動操縦。カーアクションのシーンは手に汗握る。
操作妨害を仕掛けてくるのだから一番怪しいのはあの会社。
なのに展開はその後大きく動いていきます。
こりゃ面白〜〜い!!
サニー他大勢のロボットの顔がよくできているというか・・・怖いよ。。。
反乱を起こしたロボットたちが凶暴なので余計そう感じてしまったけれど
ラストまで見ていると、あ〜ら不思議!あの顔がかわいく見えてきちゃうの。
アクションSFなら映像の魅力だけでも楽しく見れるけど
この作品ドラマッチックで何だかとっても好きだわ。
人間のウィンクは【信じろ】の合図。
前半の取調室で質問していた事柄が最後に利いてくる。
クライマックスのシーンは感動を誘います。
主人公ウィル・スミスが実にタフでかっこいいの。
アクションもめいっぱい楽しめるし、スリルと感動でワクワクできる。
サニーも立派な役者でした。

【MY SUPER EX-GIRLFRIEND】2006年/アメリカ
監督:アイヴァン・ライトマン
出演:ユマ・サーマン、ルーク・ウィルソン、アンナ・ファリス、レイン・ウィルソン
Gガールはとんでもなく嫉妬深いスーパーウーマンでした。
ユマ・サーマンだしエロかっこいいヒロイン像が浮びます。
なのに彼女の見事な壊れっぷりに唖然・・・です。
Gガールは人一倍独占欲が強い。
彼氏が自分以外の女を気に留めたりしたら大変!怒り爆発。
すっごいパワーだから家もめちゃめちゃに破壊されちゃう。
私だけを愛して!!という感じなんですよ。
一度キレたら凶暴で恐ろしい女性なんだけど私は彼女は可愛いな〜と思ってしまう。
だって浮気心を出す男の方が悪いのよ。
私、彼氏役のルーク・ウィルソンがちょっと気に入らなくて・・・
だからGガールは何でこんなのがいいの?と何度も思ってしまった。
ユマはとびきり美人に見える時とさえない時の差が大きい。
髪をブロンドにして黒ずくめの衣装になるGガールスタイルは
かっこよくてとってもきれい。
キレ方が半端じゃないしとにかく強いからもうはちゃめちゃな展開。
深いことは考えずにただ笑えるし、なかなか楽しめます。
それとGガールが好きになる男性の同僚が面白キャラでコメントがツボ。
鮫を窓から投げ入れるシーンも爆笑でした。
Gガールを昔から知っていたあの男性は敵キャラから一気に方向転換。
ハッピーエンドでよかったね〜。

【earth】2007年/ドイツ・イギリス
監督:アラステア・フォザーギル
『ディープ・ブルー』『プラネット・アース』のスタッフが贈る、かつてない生命(いのち)の旅
パンフに書かれていたこの一行は殺人鮫と人間との死闘を描いた『ディープ・ブルー』
じゃなくて海の世界のドキュメンタリー映画ディープ・ブルーの方ですね。
私とんだ勘違いをしていました。
でもそんなことはこの作品の鑑賞に何の影響もないわけですが・・・
スケールの大きなドキュメンタリー。
動物のありのままの姿を映し出しています。
どうやってこんな映像を撮れたんだろう?と感心することばかり。
映像は圧巻です。自然も素晴らしい。動物たちの精一杯生きる姿に感動も覚える。
でももっと見たいなぁというところで次の映像に移ってしまうのが残念。
この動物は最後どうなったんだろう?とやっぱり気になりますよね。
動物たちのおかれている現実はとても厳しい。
弱肉強食の世界だもの。
美しい映像だけで物語るのでは意味がない。
ちょっとそんなことは感じてしまいました。
映画館で見る価値は十分あったと思います。
TVでもこんなのわりとやってるよ・・・と思う節もあったのですが
特筆すべきは音響効果ですよね。
フルオーケストラの音楽にのせて映し出される世界はとても心地いい。
渡辺謙さんのナレーションも画面に溶け込みよかったです。
ゆったりとした気持ちのいい時間を過ごしていたので
謙さんの優しい声に知らず知らず睡魔が・・・・
あ、けして退屈だったというわけではありませんよ。
作品そのものを十分堪能できました。

【MORTAL THOUGHTS】1991年/アメリカ
監督:アラン・ルドルフ
出演:デミ・ムーア、グレン・ヘドリー、ブルース・ウィリス、ジョン・パンコウ、ハーヴェイ・カイテル
デミ・ムーアとブルース・ウィリスが夫婦共演していた作品ということだけで
興味がわいて見た作品なんですが、ブルースの役柄にビックリ。
思わず笑い出ちゃいました。うまい!本当にうますぎる!
デミの親友の夫役がブルースでこれが呆れたダメ亭主。
そのだらしなさったら半端じゃない。
妻の親友に平気で手を出そうとするし仕事もしないで妻の店のレジから
お金を抜き取っては酒びたり、女に暴力も振るうどうしようもない男。
そんな夫を殺してやる!と口走る妻。
そして殺人事件が起こります。
固い友情で結ばれた二人の女性。
どちらがこのダメ男を殺したのか・・・
警察の取調室で尋問されるデミ・ムーアのシーンと
3人の男女の関係、殺人の動機と経過などが映し出されていきます。
彼女の供述に嘘はないのか?真実はどこにあるのか?
とまぁ、一応サスペンスなんですがあまりハラハラもしないし
最終的には殺人事件なんてどうでもいいような感じになってきて
感想を書き始めた今すでにラストに向けての展開が思い出せないほど。
古い作品なので、若くて可愛いデミが見れます。
なのにブルースの方は変なおっちゃんにしか見えない上に
早い段階で死体になってしまうのでちょっと惜しい作品でもあります。

【AMERICAN GANGSTER】2007年/アメリカ
監督:リドリー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ、キウェテル・イジョフォー、キューバ・グッディング・Jr
巨万の富を築いた麻薬王と正義をつらぬく刑事の激突は見応え十分。
1970年代、実存した二人の人物をデンゼル・ワシントンとラッセル・クロウが演じる。
このキャスティング、最高にワクワクしてしまう。音楽も好みだったし絶対観たいと思った。
公開初日初回での観賞って私にとっては滅多にないこと。
もうそれだけでもこの作品に対する熱い思いが伝わっているかと思いますが
観賞してみて・・・・・・期待通り大満足でした。
2時間37分という長編映画。
デンゼル・ワシントン演じる暗黒街のカリスマ、フランクと
ラッセル・クロウ演じる正義の刑事リッチーのそれぞれの生き様をまず見せて
二人が出会い駆け引きが始まりそこから闘いに突入するまではやたらと長い。
でもその長い時間も二大俳優の見事な演技にグイグイ引き込まれ
拍手を送りたいほどの面白さなのでちっとも飽きることなく観ることができます。
私は基本ネタバレなしでほとんどの映画は鑑賞するのですがこれは実話に基づく
ストーリーだということなので知らなければもっとおもしろかったのに・・・と思うことも
ないだろうと公式で発表されているあらすじを読んでから臨みました。
それが大正解!登場人物もみんな把握できたしストーリーにも簡単についていけた。
どんでん返しとかそんなものを期待しなくても素晴らしい俳優の演技があれば
こんなに興奮するし文句のつけようなどないんだなと感じました。
私褒めすぎ?評価高すぎ?
このブログでもたびたび登場する好きな俳優の二人なので贔屓目も確かにありますが
デンゼル・ワシントンのかっこよさは半端じゃなかったですよ〜。
社会の中では完全なる悪だけど、愛情豊かな表情、家族思いで毎週教会に通う心優しき
面など見せられるとホロリとさせられる。冷酷な顔とのその二面性にもゾクゾクなのです。
あの目立つ高級毛皮が麻薬ルート解明のきっかっけだったとは事実だけに本当に面白い。
腐敗した警察組織とも闘うリッチーは最初のうちは冴えないボサボサ刑事というイメージ
だったけれどフランクとの対決のゴングが鳴った辺りから見る見るかっこよくなってきて
スリルある映像を見せてくれました。
本当にあの時代の警察は腐りきってます。まともな警察官を見つけるほうが難しそう。
今はどうなんでしょうね。。。そんなことも考えつつ、エンドロールの一番最後の
一瞬の映像がこれまたかっこよくて余韻も残り後味最高〜の作品でした。
男同士のエキサイティングなドラマ、みなさんぜひ観て堪能してください。
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【I AM LEGEND】2007年/アメリカ
監督:フランシス・ローレンス
出演:ウィル・スミス、サリー・リチャードソン、アリシー・ブラガ
地球でたった一人生き残った人間
無人のニューヨークを猛スピードで走り抜けていく車
冒頭シーンの映像はとても興味深い
荒廃した街には鹿やライオンしかいない
人間は本当にこの男だけなんだ
なぜそんなことに!?
その原因がわかった時にはかすかな戸惑い。
私は劇場予告で橋が爆破されるシーンが一番印象に残っていたので
人類が滅亡した理由を宇宙からの攻撃か人間同士の戦争かと
勝手にも思い込んでいたんですね。
でもウィルス感染が全ての始まりだったとは・・・
ウィルスとかゾンビとか最近そんなのを続けて見ていたので
またか・・・という感じはしたけれどこの物語に出てくる生物は
太陽の光に弱いというので吸血鬼を思わせる。
またこれが襲ってくる時の突然の大音量が怖いんですよ。
驚いて体が大げさなくらいビクンと反応してしまう。
レンタル店にいた何体ものマネキンも最初は怖かった。
いきなり襲い掛かってくるんじゃないかと思ってずっとビクビクしてました。
この作品怖がりの人にはきついですね。
他に登場人物がいないのだから当たり前だけどこれはウィル・スミスの
演技力に魅せられる作品。表現力がほんと豊かですよね。
孤独、恐怖、悲しみ、愛 ほとんどが彼の一人舞台だけど
全く飽きさせず素晴らしいと思った。
あ、愛犬サムも忘れてはいけない!
ウィル以上にいい演技をしていたのはみなさん納得でしょう。
サムがいたから主人公ネビルも本当の意味の一人ぼっちではなかったし
孤独な世界で耐えて研究も続けていけたはず。
だからサムがあんなことになってしまって・・・涙、涙。。。
後半いきなり登場人物が増える。
それまで私なんて矛盾も違和感も感じず見ていられたのに
その辺からちょっと不自然さを感じてしまった。
だって神のお導き・・・っていったい何よ。
最後まで見たらこの上なく分かりやすいタイトルだった『アイ・アム・レジェンド』
地球を救った科学者の壮絶なドラマですね。
時間が短い映画なので後半はあっという間に進んでしまった感じがして
どこか一つ物足りなさも残るけれど内容的には十分面白かったと思います。

【THE INVASION】2007年/アメリカ
監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
出演:ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ、ジェレミー・ノーサム、ジャクソン・ボンド
ジェフリー・ライト、ヴェロニカ・カートライト
得体の知れないウィルスの恐怖。
それはスペースシャトルの爆発事故から始まりました。
地球に墜落したシャトルの残骸に謎の生命体が紛れ込んでいたのです。
人間は今までと変わらない姿のまま瞬く間に感染していく。
愛する我が子を命がけで守ろうとする強い母を演じるニコール・キッドマンがとてもいい。
これはニコールあっての映画でしょう!
温かみのある表情から緊迫感いっぱいの恐怖に脅える表情や
感情むき出しの激しい表情などニコールの美しさを十分見せながらうまく表現している。
そして感染していないことを見破られないため無関心を装い
無表情で街を歩く姿には妙にドキドキ。
汗をかいても敵に見つかる、目の前で起きた飛び降り自殺に反応しても見つかる・・・
誰を信じたらいいのか、自分以外はもしかしたらみんなもうダメなのかもしれない。
いっしょにウィルスを調べていた仲間も最後の最後まで私はもうやられていて
ラストの救出のその後も悲惨なことが待ち受けているのかと私は密かに思っていたくらい。
ダニエル・クレイグの役は・・・最強の敵になってしまうのかと思いきや案外あっさり。
でも彼の焼いた焦げたパンケーキはよかったわ。あの場面はほのぼの〜。
私は母子の絆というありきたりなこういう流れに非常に弱いので
何としても我が子を救おうと敵に立ち向かっていく気丈な母と
その母親を心から信頼しついていく息子に感情の盛り上がりはピークに達します。
また息子がとっても可愛らしいの。
ニコールとこの子なら親子としてちっとも違和感なく本当によかった。
それから激しいカーアクションもお見事!
普通の女性があそこまで運転できちゃうのもすごいけど
車の屋根や窓に覆い重なってくるゾンビ状態の敵のすごかったこと!
全然振り落とせないし、窓は割ってくるし、怖いったらありゃしません。
この作品いろんな見せ所が面白くて途中全然退屈しなかったんですけどね、
ラストはあまりにも手短にとんとん拍子に進んでしまったような気がして
もうこれで終わりか・・・と少し物足りない感じが残りました。
でもそれ以外は満足できる内容だったので◎作品です。

【HEARTS IN ATLANTIS】2001年/アメリカ
監督:スコット・ヒックス
出演:アンソニー・ホプキンス、ホープ・デイヴィス、デヴィッド・モース、アントン・イェルチン、ミカ・ブーレム
ノスタルジックで美しい映像や音楽。
名優アンソニー・ホプキンスのどっしり構えた存在感たっぷりの演技がとてもいい。
そしてそれを上回るほどの無邪気な子供たちの素晴らしい演技。
ある夏に出会った老人と子供の心温まるストーリー。
父親を亡くし母と二人で暮らすボビーの11歳の誕生日に突然テッドは現れました。
心優しい老人テッドは謎めいた一面もあり少年ボビーは強く魅かれていきます。
二人にはいつしか深い友情が。
でもテッドの持つ特殊な能力を狙う組織がいる。
その辺がミステリーぽい見どころの一つで、もっとハラハラしてもよかったんだろうけど
テッドが捕まって連れて行かれるシーンはあっけなく終わった。。。
アンソニー・ホプキンスが演じるテッドは相手の心を読み取る能力を持っているので
イメージ的にはレクター博士とかぶる恐れもありました。
でも不気味さはまるでないし佇まいとか雰囲気とかもう全然違うのでホッとしました。
最初と最後のシーンは今はもう大人になっている主人公が登場しています。
出ている時間もセリフも少ないけれど役を演じているデヴィッド・モースの印象が強く残る。
ラストシーン、じんわりくるんですよ。私は思わず涙ホロリでした。
テッドから学んだこと、あの夏の日の出来事は全てが大切な贈り物。
観覧車でのボビーと初恋の女の子のかわいいキスシーン
怪我をさせられた彼女の仕返しを果たせた男らしいボビー
少年の回想記に癒されてみてください。

【I LOVE TROUBLE】1994年/アメリカ
監督:チャールズ・シャイア
出演:ジュリア・ロバーツ、ニック・ノルティ、ソウル・ルビネック
ジェームズ・レブホーン 、ロバート・ロジア 、オリンピア・デュカキス
二人はライバル紙の記者。
ベテランと新人のスクープ合戦が繰り広げられます。
相手を出し抜いてやろうとあの手この手で記事を練る。
前半テンポもよくて二人の騙し合いがなかなか面白い。
新米の女性記者を甘く見ていたベテランのブラケット。
その慌てぶりはドタバタコメディ。
でもこの作品普通のラブコメとはちょっと違っていました。
冒頭の列車事故の真相を調べているうち二人はある陰謀にたどり着き
危険にさらされることになるのです。
後半はサスペンスが盛り込まれてくるので
軽い気持ちで笑いながら見ていた前半とはガラリと変わる。
この作品でこんな激しいアクションシーンが見れるとは思わなかった。
最初はいがみ合っていた二人が徐々に気持ちが近づいていって
恋に変わっていく過程はありきたりなんだけど
この頃のジュリアって本当に輝いていてきれいでチャーミングで
彼女を見ているだけで満足してしまうようなところがあります。
サスペンスタッチのラブコメ、ストーリーも合格点あげちゃいましょう。

【ENEMY OF THE STATE】1998年/アメリカ
監督:トニー・スコット
出演:ウィル・スミス、ジーン・ハックマン、ジョン・ヴォイト、リサ・ボネ
レジーナ・キング、バリー・ペッパー、ガブリエル・バーン、ジャック・ブラック
知らぬ間に議員暗殺の証拠映像を手にしてしまった弁護士が
最新鋭の監視追跡システムに終われる羽目に。。。
プライベートなんてあったもんじゃありません。
ありとあらゆるところに盗聴器を取り付けられ
監視システムによってどこに逃げても見つかってしまう。
職も追われ家族も離れていきかつての恋人は殺され
その殺人容疑も自分にかけられるように仕組まれる。
恐ろしい話でしょ。現実にあり得ることかも・・・ブルブルブル
なぜ自分がこんな目にあっているのか本人には全くわからないので
怒りとパニックでどうしようもなくなり
スリリングなストーリー展開に目が離せなくなります。
そして最新システムによる解析映像が興味深いんです。
その中の技師の一人にジャック・ブラックがいた!
お笑い担当とは違います。大真面目な役なのでちょっととまどう。
完全に脇役なんだけど、最後まで気になってしまったジャック・ブラック。
どうしたらこの事件は解決するんだろう?
あそこまで組織ぐるみで攻撃されたら無防備な一般市民がかなうはずがない。
だから頼もしい助っ人ブリルが現れた時にはホッとしたけれど
弁護士ディーンはブリルの足を引っ張ることばかり。
こんなことで大丈夫か!?・・・・ってところで捕まってるし。
緊迫のクライマックスシーンはお互いの勘違いのやりとりが面白く
それに続く派手な銃撃戦が、これぞハリウッドの娯楽作品という感じで楽しめました。

【THE WATERBOY】1998年/アメリカ
監督:フランク・コラチ
出演:アダム・サンドラー、キャシー・ベイツ、ヘンリー・ウィンクラー、フェアルーザ・バーク
日本では男の子たちのシンクロの青春ものでウォーター・ボーイズ
というのがあるので、てっきりこれも水泳がらみの話だと思っていたら
このウォーターボーイはアメフトの給水係のことでした。
アメフトシーンがよく出てくるけれどスポ根ドラマではありません。
アダム・サンドラーの心温まるコメディが好きな人ならばOKでしょう。
主人公ボビーは最初知的障害があるのかと思いました。
障害のない成人男性であの話し方、あの行動はちょっと首をひねってしまう。
結局はただのマザコンだったのね。。。
学校もろくに行かずママと二人きりでベッタリ過ごしてきた結果
ママを心から愛し全てママの言うことが正しいと信じ込む31歳の息子ができあがった。
その息子に近づく女はみんな悪魔と吹き込み息子が自分のところから
離れていかないように仕組む魔女的母親のキャシー・ベイツの迫力もすごい。
こんな母子関係、怖いよ、気持ち悪いよ〜〜
それまではママ以外には心も開かず友だちも恋人もできなかったボビーが
選手に抜擢され強烈なタックルでチームを勝利に導き周囲の人々とも
心通わせるところまで成長していくのに魔女ママはそれが気に入らない。
そして魔女のとった行動は・・・
なぜ主人公がこんなにも水の大切さにこだわるのかは
母親から聞かされる亡くなった父親の話でわかるのですがそこはコメディ、
ラスト付近に登場する人物になんじゃこりゃ!?でした。

【ANNA MAGDALOENA】1998年/香港
監督:ハイ・チョンマン
出演:金城武、ケリー・チャン、アーロン・クォック、レスリー・チャン、アニタ・ユン
好きな人に‘好き’と伝えることができない。
想いは胸の中にしまってすぐ近くにいる好きな人をただ見つめているだけ。
そんな切ない思いを抱えた主人公ガーフ(金城武)とモッヤン(アーロン)と
マンイー(ケリー・チャン)の三角関係が綴られています。
好きって言ってしまえばいいのにとつい思ってしまうけれど
どうにもならない恋ってあるものなんですよね。
性格的に積極的に出られないガーフはモッヤンとマンイーが去った後
自分たちの物語を小説にします。それが映像化されていくというストーリー。
後半はかなりコミカルな妄想物語が入ってくるので
この切ないラブストーリーには不釣合いな気もしてくるけれど
その劇中劇にかかわる出版社の男女もエピソードもちょっといいので必見です。
タイトルの『アンナ・マデリーナ』は登場人物の名前かしら?と思っていたら
作曲家のバッハが奥様の誕生日に贈ったメヌエットの曲名で
同時にこれは奥様の名前でもあるんですって!知らなかった〜
でもこれは聞いたら誰にでもわかるほんと有名な曲。
物語の中でもケリー・チャンがピアノの練習で弾いています。

【THE WEDDING PLANNER】2001年/アメリカ
監督:アダム・シャンクマン
出演:ジェニファー・ロペス、マシュー・マコノヒー、ブリジット・ウィルソン、ジャスティン・チャンバース
有能なウェディング・プランナー役のジェニファー・ロペスが
きれいでステキでその仕事ぶりもとってもかっこよかった。
そんな彼女が受け持つ大きな結婚式。
新婦の良き相談相手となりバリバリ仕事をこなす。
でもこの結婚、彼女は驚きの事実を突きつけられることとなるのです。
偶然街で知り合って一目ぼれした男性は担当する花嫁の婚約者だった・・・
何という神の悪戯。
その男(マシュー・マコノヒー)は結婚が決まっていながら
一言も言わずに思わせぶりな態度をとっていたってことなんですよ。
軽いタッチのラブコメと言えどもその優柔不断な男の行動は許せん!!
でも夜のデートはステキだったなぁ〜野外の映画もいいものですね。
ムードがすごくよかったわぁ。ダンスもうっとり。
あれじゃ
恋人同士って意識してしまうのも当然よ。
最初から彼には相手がいるのだからどうしようもない。切ないですね。
だからパパご推薦の幼なじみの彼と結婚してもいいってことになる。
ほんと誠実でいい人だったのよ、その幼なじみ。
主演の二人が苦難を乗り越え結ばれることがこの手の作品のハッピーエンド。
でもお互い結婚相手がいる身ではどうなるの!?
そう思ったら強引にもうまいこともっていっちゃいました。
幸せなカップルの誕生はたしかに悪くはないんだけど
お気の毒な人がでちゃったのがちょっと・・・残念。

【ALEXANDER】2004年/アメリカ
監督:オリヴァー・ストーン
出演:コリン・ファレル、アンジェリーナ・ジョリー、ヴァル・キルマー
アンソニー・ホプキンス、ジャレッド・レトー、ロザリオ・ドーソン
見ごたえはあったと思います。しかし・・・とにかく長い。
まだ終わらないのかと途中嫌になってきたのだから
正直な感想、私には面白くなかった。
偉大なる王アレキサンダーの生涯を描いていても
印象に残ったところが母親との確執と同性愛だったとは・・・
アレキサンダーを英雄として見れなかった。
コリン・ファレルがちっともかっこよく見えなかった。
この作品はアレキサンダーの苦悩、孤独感を感じ取るものだったのか。
母親役のアンジェリーナ・ジョリーの怪演はなかなか見もの。
妖しい魅力というよりは異常に怖いのよ〜。迫力ありました。
象の戦闘シーンは、おぉぉーーー!と興奮したけど
意外にもその他の戦闘シーンの記憶がもうない。
登場人物の名前が覚えきれないものだからわけわからなくなってごちゃごちゃ。
重要と思えないシーンがやたら多い気がしたのです。
だってこれ3時間近くあるんですよ。
もっとひきつけられる何かが欲しかったなぁ。

【ARIZONA DREAM】1992年/フランス
監督:エミール・クストリッツァ
出演:ジョニー・デップ、ジェリー・ルイス、フェイ・ダナウェイ、リリ・テイラー、ヴィンセント・ギャロ
ジョニー・デップ主演のこの作品、私は彼のファンだからこんなにも気に入ったのか
・・・他の人の感想はいったいどんな風になるのかとても興味深い。
とにかく不思議な映画です。
さっぱり意味がわからないと言う人もいるかもしれない。
魚になりたい男がいて、鳥になりたいと女と亀になりたい女。
ジョニーが演じるアクセルは少し変わった23歳の青年。
飛ぶことを夢見る熟女エレインにフェイ・ダナウェイ。
亀の生き方にうっとりしているエレインの義理の娘グレイスは
強い自殺願望の持ち主でリリ・テイラーが演じています。
映画俳優になることが夢のあくの強いポール役はヴィンセント・ギャロ。
このキャスティングが絶妙でした。
夢と現実の境が見えなくなってやっていることはかなりはちゃめちゃ。
コメディ映画のような展開なんですよ。でもだいぶブラックかなぁ。
アクセルが夢中になってしまう女性というのが最初は母娘の母の方っていうのは
笑うべきか悲しむべきか・・・
でもフェイ・ダナウェイが年関係なく魅力的なんですよ。
精神的に不安定な役どころだけどそれはその他の役柄にも全て言えること。
この作品、まともな人間が出てきません。
それぞれのアメリカン・ドリーム。
自分の世界にどっぷり入り込んでいる姿がすごい。
特典映像として未公開シーン、メイキング、プロデューサーの
クローディー・オサールとジョニーの対談などが収録されています。
それを全部見ると、長い、長い。
でも映画製作から10年後に撮っている対談は面白いことがたくさん聞けます。
それを見たらますますこの作品のとりこになってしまいました。

【American Dreamz】2006年/アメリカ
監督:ポール・ウェイツ
出演:ヒュー・グラント、デニス・クエイド、マンディ・ムーア、ウィレム・デフォー
無気力でやる気なさを前面に押し出しているアメリカ大統領と
気の良い青年でありながら実は大事な任務を背負ったイラクのテロリスト。
その両者がTV番組で遭遇する時がテロ決行の時。
・・・という筋書きが、何であんな風になるんだろう!?
ラストは衝撃が走ります。
怖いとかって言うんじゃなくて言葉で言い現せない変な衝撃。
ブラックです。呆れるのか笑うのか・・・とにかく口あんぐり状態。
一般庶民の夢を叶えてくれる人気番組“アメリカン・ドリームズ”
優勝者にはプロとしての道が開かれる。司会者はヒュー・グラント。
そこに田舎町出身の女の子が絡んでくるのでラブコメかなと思って見ていたら
この子がまた実にしたたかな娘で婚約者を簡単にふった後で
やっぱり番組で優勝するためにうまく利用してやれ!となるわけ。
コメディとも言いきれない風刺の効いたこの作品、笑いどころが微妙。
唯一救われたのはイラクの青年の奇妙で愉快なダンスと純朴さ。
テロリストなんだけど温かい家族の中に溶け込んでこんないい子が
なぜ人の命を狙わなければならないのか・・・ちょっとだけ深刻に考えた。
でも考えるだけ損です。別に何かを考えさせられる作品じゃないので。

【In Dreams】1998年/アメリカ
監督:二ール・ジョーダン
出演:アネット・ベニング、エイダン・クイン、ロバート・ダウニー・Jr、スティーヴン・レイ
湖畔の静かな町でおきた少女の誘拐事件をきっかけに
奇妙で恐ろしい夢を見るようになった主人公の女性。
予知夢・・・・これから起こる事が見えてしまう。
平穏で幸せな暮らしをおくっていた一家に襲いかかる恐怖。
彼女の夢の話は誰にも信じてもらえずついのは精神異常者扱いです。
病院に入れられ治療と監視がされる中でも悪夢は彼女の頭から離れない。
前半のこの展開は、主人公は本当に予知夢を見ているのか
ショック状態からおこる妄想なのか理解に苦しむことになります。
頭の中に誰かいる・・・というセリフ、いったいどうとったらいいのやら。
でもこれ本当にいたんですね・・・
夢の中の男が彼女を支配しているっていうくだりは
いまだに意味不明なんですけど、現実の犯人がわかった時ゾッとします。
あの異常さ、怖すぎるよ〜〜。
ラストで立場が逆転、復讐が始まる。
サイコ・サスペンス。
楽しみ方はいろいろあったように思えるけれど私には無理でした。
印象に残ったのは役者の迫真の演技。
アネット・ベニングの錯乱状態の演技がすごかった。
ロバート・ダウニー・Jrのリアルな不気味さが怖かった。