
【KILLING ME SOFTLY】2001年/アメリカ
監督:チェン・カイコー
出演:ヘザー・グレアム、ジョセフ・ファインズ、ナターシャ・マケルホーン、イアン・ハート
街角で出会った男の視線に一瞬にして落ちてしまった主人公アリス。
衝動的に関係を持ってしまったのはこの際仕方ないとしても
同棲中の恋人に「もうやっていけない、別れましょう」はいくらなんでもひどい。
恋人は何も悪いことやってないのよ。
女って・・・女って・・・・・・身勝手な生き物。
でもアリスは運命の出会いをしてしまったのです。
演じるヘザー・グレアムの全身からにじみ出る幸せいっぱいの姿は
可愛くて美しくて、恋は盲目という言葉を思い出す。
この女優さん、顔が小さくてプロポーションも抜群で本当に綺麗なのね。
彼女が誰に一目惚れしてメロメロになっていくかって!?
私はそれがどうしても納得できずにいたので
この作品最初から最後までいまひとつ乗り切れなかった。悲しい。。。
ジョセフ・ファインズのベットリと濃い顔がどうもダメなの。
この人をセクシーと思えたならば官能的シーンも多いし
サスペンスも含めて序盤からゾクゾクしながら観れたかもしれません。
夫に対する不信感、様々な疑惑、恐怖心。
よせばいいのにいろいろ知りたがるから巻き込まれる。
夫婦と言えども夫の持ち物をこそこそ調べるな!
あんなに燃え上がって結婚したのに相手のことが信じられないってどうなのよ。
でもジョセフを見てるとあの顔のせいかいかにも怪しい。
怖い一面が見え隠れするから絶対何かあると疑ってしまう。
う〜ん、やっぱりジョセフ・ファインズのうまさは認めよう。
変質者的な役がお似合いでした。

【CACHE/HIDDEN】2005年/フランス/オーストリア/ドイツ/イタリア
監督:ミヒャエル・ハネケ
出演:ダニエル・オートゥイユ、ジュリエット・ビノシュ、ドゥニ・ポダリデス
冒頭画面が切り替わらないのでおかしいな・・・とDVDの故障を考えてしまった。
でもよく見ると微妙に画像が揺れているんですよね。
意味不明な映像。
これは主人公一家の外観を誰かが撮影したものだったのです。
幸せな家庭に送られてきた謎のビデオテープや不気味な絵。
誰が何のためにやっていることなのかわからず薄気味悪い展開となります。
でも夫の方は何か知っていそう。
妻に隠している過去が何かあるのか・・・
犯人は誰かという謎解きは、最後までハッキリとした答えを見せない。
でも室内での残酷すぎる映像もしっかり撮られていたことから
その場にビデオをセットできる人間は限られているわけだし
あそこまで引っ張らなくてもいいと思うのに、特典にある監督の話では
この作品で犯人探しは重要でないということを言っている。
そんな・・・だったら先に言っておいてよ。。。
どこかにヒントが隠されていないかと余計な頭を使って見ているのに
観客にゆだねるって、ドッと疲れが押し寄せてくる感じだったわ。
そして『衝撃のラスト』ではどんなに驚かされるのかと思ったら
これまた何が言いたいのか全くわからないまま終わってしまいました。
劇場観賞だったら恐ろしく低い評価になったと思われるこの作品も
今回DVDだったのでラストを見直すことができてやっと見つけました。
ただあるシーンを見れたからと言って、だからどういうこと?という状態なので
衝撃を受けるまでには至らなかった次第。
難しいなぁ・・・
誰にでもわかるラストにしなかったことに面白さがあるのかもしれないけれど
もやもやがずっと続いてしまいます。

【COMMANDO】1985年/アメリカ
監督:マーク・L・レスター
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、レイ・ドーン・チョン、ダン・ヘダヤ、アリッサ・ミラノ
娘を誘拐された男が怒りに燃え異常な強さで敵をやっつけていく迫力満点のアクション映画。
この男、元コマンドー部隊のリーダー。
そして犯人たちは彼に、娘を殺されたくなければ大統領を暗殺しろと脅す。
でもね、筋肉モリモリ怪物のような身体のシュワルツェネッガーが
素直に言うことを聞くはずがありません。怒り爆発ですよ!
離陸する飛行機から飛び降りたり、車のシートを素手ではがしたり
人の入った電話ボックス投げたり 数々の力技にすごいというより笑いが出てしまう。
でもこれだけ強い人間見ていると同じシュワちゃんだし「ターミネーター」を連想してしまうのよ。
もしかしたらコマンドーも本当は軍によって作り上げられたメカで生身の人間ではなかった
・・・なんていうオチがあるのかと想像してしまったくらい。
それほどに強い!相手が何十人同時にかかってこようとたった一人で全部片付けちゃう。
敵地に一人で乗り込んで攻撃をしかけるなんて無茶しすぎだけどいろんな武器を使って
激しい戦闘を繰り広げてくれて見応えたっぷり。
ここまでわかりやすい映画って本当にすごい。
娘を取り戻すため殺人マシンとなる愛情深いいいパパはとてもいい味出してます。
そして偶然居合わせ協力をすることとなった女性も、最初はシュワを怪しんで通報してるくせに
いきなり味方になって説明書読んでロケットランチャーまで打っちゃうし、到底常識では
考えられない展開が非常に面白いのです。
ところで、あの状況でいつ説明書読んでる暇があったのか。。。
最近筋肉にとても興味があるので(謎)この作品だいぶ楽しめちゃった。

【THE CRUCIBLE】1996年/アメリカ
監督:ニコラス・ハイトナー
出演:ダニエル・デイ=ルイス、ウィノナ・ライダー、ポール・スコフィールド、ジョーン・アレン
17世紀に実際にあった魔女狩り事件を基にした作品だそうですが
現代人からしたらこんな理不尽な裁判考えられません。
少女たちが集団で催眠術にかかったかのように嘘の証言をし始める。
誰一人として反論しない、言いようのない恐ろしさ。
反対にそこで嘘をつけば命は助かるのにそれができない人間もいる。
ちょっとこれは救われない物語です。
無実の庶民が大勢処刑され、どうにかならなかったのかとラストも虚しさだけが残る。
後味はけしてよくありません。でもひきつけられる作品なんです。
美しい少女アビゲイルを演じたウィノナ・ライダーの迫真の演技にまず圧倒されるし
アビゲイルがここまでなってしまった原因を作っているジョン役のダニエル・デイ=ルイスも
ジョンの妻でエリザベスを演じたジョーン・アレンも、他登場人物全てがとてもうまかった。
胸が押しつぶされそうになる重たい内容に気持ちが暗くなりがちだけど
ありえないその展開にひきつけられるんですね。
好きになった男性を自分のものにしたいという恋心。
相手も自分のことを愛しているのだから・・・という激しい思い込み。
それには彼の妻が邪魔なので魔女だとでっち上げ処刑されれば彼は私のものという
一人の人間の浅はかな考えから大きな事件となっていくわけです。
魔女狩りの始まりは少女の恋と嫉妬から。
でも法廷では大人たちは誰も嘘を見破れない。
見ていて腹が立ってしょうがないんです。でもこれが集団心理の恐ろしさですね。
ウィノナ本当にすごい女優です。

【GLADIATOR】2000年/アメリカ
監督:リドリー・スコット
出演:ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、コニー・ニールセン、オリヴァー・リード、リチャード・ハリス
妻子を殺されたマキシマスの壮大な復讐劇。
冒頭の戦闘シーンとコロッセオでの因縁の対決の迫力がすごい。
大将軍→奴隷に身を落とし→奴隷が剣闘士に→剣闘士が皇帝に牙をむく
そんな剣闘士には華々しい死がふさわしい
劇中でも語られるこの通りのわかりやすいストーリーです。
彼の闘う理由が痛いほどわかるので深く感情移入してしまう。
見ている者を全て敵にまわしてもおかしくないほどの卑怯で残忍なコモドゥス役の
ホアキン・フェニックスの演技力の高さも素晴らしい。
本当に嫌味な人間で皇帝の器ではない。こんな奴大嫌い!でも悪役としては最高。
でも彼は新皇帝の座が何よりも欲しかったわけでない。
父親にもっと自分を認めて欲しかった、愛されたかったということなんですね。
そんな人間的な面も含めあまりにもホアキンのキャラが強烈なので
この素晴らしい作品グラディエーターを思い出す時にマキシマスよりも先に
まずコモドゥスのあの憎たらしい顔が浮んできそう。。。。
主人公のラッセル・クロウは全てがかっこよかった。
私はシンデレラマンでもプルーフ・オブ・ライフでもこの人にハマったけれど
さらにその上を行く強さと心揺さぶられる物語に惚れ惚れしてしまいました。

【COOL RUNNINGS】1993年/アメリカ
監督:ジョン・タートルトーブ
出演:レオン、ダグ・E・ダグ、マリク・ヨバ、ジョン・キャンディ、レイモンド・J・バリー、ピーター・アウターブリッジ
ジャマイカ人がボブスレー!?
ジャマイカと言ったらカリブ海のところですよ!
雪も氷も触ったことのない人たちが初めて挑戦するスポーツで
冬季オリンピックを目指すというのだから周囲はビックリ仰天。
これが映画の中の話だけじゃなく実話だったというのだから
さらに驚くこととなるのですが、笑いあり感動ありで
ラストは大満足で見終えることのできる素晴らしい作品です。
スプリンターは足腰が強いし瞬発力もあるからボブスレーに向いているんですね。
でも目指しているのはオリンピックですよ。気楽に通れる道じゃない。
競技自体で苦戦するのは当然としても他でも苦労することばかり。
それをレゲエのリズムにのってコミカルに乗り越えてきたメンバー4人とコーチ。
父と息子の試練もあった。プライドを持て!のメッセージもよかった。
選手のために思いを競技委員会にぶつけてくれたコーチには大感激。
メダルよりも貴いものがある。それはゴールすれば分かるという言葉の通り
ゴールシーンでは胸がいっぱいになり泣けてくること間違いなし。

【Cat People】1981年/アメリカ
監督:ポール・シュレイダー
出演:ナスターシャ・キンスキー、マルコム・マクドウェル、ジョン・ハード、アネット・オトゥール
呪われた猫族の悲しく切ない運命。
人間を愛すると豹に変身してしまい、もとの人間の姿に戻るには
その相手を喰い殺さなければならないという悲運を背負った主人公アイリーナ。
兄のポールとならば同族なので結婚し子供をもうけ人間として
穏やかに暮らしていけるはずだったのにアイリーナはそれを拒否。
幸せになれない恋と知りながら人間の男性を好きになる。
確かにね、兄役のマルコム・マクドウェルは不気味すぎて
これじゃたまらんわ・・・って感じになるんですよ。
いや、これは映画の展開上の問題と言うよりは私一人の意見なんですけどね
製作総指揮:ジェリー・ブラッカイマーという点で興味を持った作品でしたが
ナスターシャ・キンスキーの妖しい美しさ、しなやかな身体に魅了されました。
大きな瞳が猫系の動物を連想させるんですね。
変身後の黒豹が彼女と本当に一致して見えてきてしまいました。
豹に襲われ腕が引きちぎられるシーンやグロテスクな描写もあります。
でもホラーとも違うし動物が人間を襲うパニックものとも違う。
恋愛ストーリーとして見るには怖い部分もあるのですが・・・
動物園の檻の中と外の二人は(一人と一匹)はあれで幸せなのか、
これはハッピーエンドと言えるのか私にはわかりませんでした。
いつもそばにいられるとしても愛は一生成就しないのだから
これほどまでに悲しい関係はないのではないかとも思えます。
ラストの黒豹の瞳は何を物語っていたのかなぁ・・・

【BASIC INSTINCT 2】2005年/アメリカ
監督:マイケル・ケイトン・ジョーンズ
出演: シャロン・ストーン、デヴィッド・モリッシー、シャーロット・ランプリング
魔性の女キャサリンを演じる48歳のシャロン・ストーン。
いやぁ美しいと思いますよ。
頭が良くてセクシーなこの熟女に翻弄される今回の男は精神分析医マイケル。
マイケルのフルネームをご紹介すると・・・マイケル・グラス
あれ!?と思った人は『氷の微笑』を知ってますね(*^m^*)
1での相手役の俳優はマイケル・ダグラス。
今回の役名ってやっぱり意味あるんでしょうか〜!?
この作品サスペンスとしてはちょっとどうかな・・・と思う変な展開なんだけど
見ていてそれほど飽きなかったのはシャロン・ストーンのファッションや
ヘアメイクや自由奔放ぶりが楽しめたからですね。
私は主演のシャロン・ストーンには全く不満なし。
ただ相手の男性がほんの少しでも気持ちそそられるようなところがあれば
満足できたけど全く面白みがなくて、いったい誰よ、これ・・・という感じの
俳優だったのが残念でならない。
色っぽい作品はいい女いい男のセットで見たいですよ。

【Failure to Launch】2006年/アメリカ
監督:トム・デイ
出演:マシュー・マコノヒー、サラ・ジェシカ・パーカー、ズーイー・デシャネル、ジャスティン・バーサ
35歳になっても実家暮らしをする息子に手を焼いた両親が息子自立計画を立てる。
35歳独身男にマシュー・マコノヒー。
別にもてないわけじゃない。いい感じになる恋人もできる。
でも彼女がその気になり始めると家に連れてきて親との同居を見せ彼女を怒らせる。
何か変なの・・・
結婚したくないの?彼女とは遊びなの?自立できないタイプなの?
それ以上に・・・親は息子が早く家を出て行くことを望むものなの?
アメリカではそういうものなのかなぁ。
そしてそんな変な仕事が存在すること自体疑問の
独身男性自立のためのスペシャリストがサラ・ジェシカ・パーカー。
男性が自分を愛するようにプロの技でうまいこともっていくと言う。
好きな人ができれば男は必ず自立したがるはずらしい。
でもこれも変です・・・
つまり男を騙して自分のことを好きにさせるわけでしょ。
そして仕事だから本当に結婚まではいかないだろうし最後は別れ話?
これじゃ真実を知った時男の方は気の毒すぎます。
恋愛に対しひどいトラウマになるかもよ。
何度も生き物に襲われるこの男性。リスにイルカにトカゲ・・・
すごいこじつけなんだけど、自然に反した生き方をしているから襲われるんだ
という友人の忠告がおかしかった。それとものまね鳥撃退、蘇生シーンも面白い。
カップルの関係を笑うよりもどうでもいい動物ネタの方が笑えたなんて^_^;
でもラブコメなのでいろいろなことグダグダ考えずに見るのが一番。
ラストはもう最初から予想できるような感じだし
幸せ気分で見終えることができれば途中の変な話は忘れましょう。

【CRIMSON TIDE】1995年/アメリカ
監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン、ジーン・ハックマン、ジョージ・ダンザ
ヴィゴ・モーテンセン、ジェームズ・ガンドルフィーニ
うぉぉーー!素晴らしい!これはよかった!!
10年以上前のデンゼルは若々しくてとても精悍な顔立ち。
正義を絵に書いたような軍人だった。
潜水艦の内部でおこる指揮官との激しい対立。
核ミサイル発射をめぐりこの意見の相違は
反乱という言葉では済まされない重大な危機。
ピリピリした緊迫感が持続する。
艦長のジーン・ハックマンはさすがの迫力で他を圧倒。
でもそれにひるむことなく立ち向かうデンゼルがいいんだなぁ。
派手な戦争映画ではありません。すごいアクションシーンもない。
言葉でここまで引っ張ってくれる面白さ。
いいもの見せてもらったなぁという感想です。
ジーン・ハックマンVSデンゼル・ワシントンの完璧な演技を
みんなにぜひ見てもらいたい。
そして私はヴィゴのファンでもあるので厳しい選択を強いられた彼の
苦悩に満ちた演技に胸いっぱい。
ヴィゴはとっても重要な役どころでした。
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【CASANOVA】2006年/アメリカ
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:ヒース・レジャー、シエナ・ミラー、ジェレミー・アイアンズ、オリヴァー・プラット、レナ・オリン
美しい水の都ヴェネチアで繰り広げられる
伝説のプレイボーイ・カサノバのコミカルなラブストーリー。
世の女性を虜にするカサノバにヒース・レジャー。
カサノバが心奪われる女性をシエナ・ミラーが演じているので
私はシエナ目当てでこの作品を見ました。
本当のことを言うとカサノバは誰でも良かった。
ヒース・レジャーは私の目にはちっともセクシーじゃないし
かっこいいと思ったこともないし、みなさんが大絶賛する某有名作品でも
彼の良さはちっともわからなかった。
だからゴージャスなシエナとヴェネチアの美しい風景が見れればそれでよかった。
それが・・・予想以上にカサノバのヒース、良かったんですよ!
世の女性はみな自分を愛する・・・と自信に満ち溢れた表情で悪戯っぽい目をして
ユーモラスな役を生き生きと演じているヒースがとっても可愛かった。
全ての女性が自分のものと信じていたカサノバの前に現れた
唯一彼に興味を示さない女性フランチェスカ。
そんな彼女に恋をしたカサノバが他人に成りすましたり
あの手この手を使い彼女を落とそうと一生懸命頑張るストーリー。
フランチェスカは彼に真実の愛を与えてくれたんですね。
そんなあたたかい思いで終わるラストも素敵でした。
この作品はロマンチックだけどコテコテのコメディ。
色男カサノバのエロいシーンもたくさん出てくるのかと思っていたけれど
全く健全、カラッと明るく軽快なタッチでとっても見やすく楽しかったです。
それと脇役の頑張りも大きかった。
母親が娘のフィアンセとくっついちゃったところなんて最大のギャグ。
レナ・オリンの妖艶な魅力も良かったしあの二人すごくお似合いだったな。
フランチェスカの弟も憧れの令嬢も実にいい味出していて
メインの二人の恋の行方以上に応援したい気持ちになってしまいました。

【CON AIR】1997年/アメリカ
監督:サイモン・ウエスト
出演:ニコラス・ケイジ、ジョン・キューザック、ジョン・マルコヴィッチ、スティーヴ・ブシェミ、ビング・ライムズ
囚人護送機が囚人たちによってハイジャックされる。
序盤からすごいですよ〜。人ジャンジャン殺しちゃうしテンポ良すぎ!
凶悪犯たちといっしょに乗っていたキャメロン・ポーは
刑期を終え出所、妻子の待つ家に向かうはずだったのに
乗り継ぎで下りず機内に残り囚人たちと戦う、そんな正義感の強い男。
護送機は飛んでいるし中には極悪な囚人ウヨウヨ。
たった一人でどうするのさ!!と思ったら地上の捜査官にうまい具合に
状況を伝えられて絶体絶命の大ピンチだけは逃れられた・・・と思ったけれど
捜査官はジョン・キューザックだし、どうも迫力がないのね。
やる気満々だけど空回りしちゃうタイプ?
結局はキャメロン(ニコラス・ケイジ)が大奮闘することに。
ロン毛(前頭部は髪なし)が気持ち悪いニコラス・ケイジを
我慢できれば十分楽しめる痛快アクション映画。
ラストのラスベガスシーンは迫力満点ど派手な演出に大興奮でした。
俳優陣はとにかく豪華!
ワクワクするくらいにスティーヴ・ブシェミの登場シーンはすごかった。
他の凶悪犯も一目置くほどの連続殺人犯ということだったので
脱獄後何かやらかしてくれるのかと思ったら・・・あれ?意外とおとなしい?
ただこのブシェミの存在が不気味で最後までずっと尾を引くんですね。
激しいアクションシーンには絡んでこない物静かなブシェミが一番怖い。
こんな強烈なインパクトを残しながらそれほど重大なシーンがない
というのもすごい。最後まで見て初めて気づく。彼は何したの!?

【THE HOST】2006年/韓国
監督:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ、ピョン・ヒボン、パク・ヘイル、ペ・ドゥナ、コ・アソン、イ・ジェウン
突然漢江から現れた正体不明の怪物。でかい上に動きも早い。
魚の突然変異?でも魚なら陸の上に長くはいられない。
あれはいったい何なんだろう!?
そんなことを深く考える暇もないほどのスピード感。
あっという間に人々が襲われ河川敷は大パニックとなる。
怪物はリアルだしこのシーンは本当に迫力満点。
主人公一家の娘もあっという間にさらわれ水の中に。
もう助かるわけありません・・・
次のシーンではこの子の遺影が飾られています。。。
でも奇跡がおこった!
父親の元へ娘からの助けを求める電話が入り家族4人は救出に向かうのです。
見所は変な怪物と間抜けな家族・・・じゃなくて、大きな親子愛でしょうか?
この怪物実に気持ち悪いんです。でもよくできていてとても怖い。
娘は生きているとどんなに訴えても誰も信じてくれず家族の手だけで
この怪物と戦って娘を取り戻すには、スーパーヒーロー的存在がいないと厳しい。
なのにこの家族ときたら肝心なところで役立たずだったり
真剣な展開の時にうまい具合にはずしてくれるので、
ここは笑いが必要なのか!?という気持ちに何度もなりました。
だって・・・おじいちゃんの最期なんて、あれはないよね。。。
その前にもおじいちゃんがどれほど長男の良さを力説していても
弟妹完全に寝てるし、おい、こら!起きろ!って私が言ってどうするの!!
被害者も出て怪物出現が大ニュースになっているのに
川の周辺は警戒をしている様子も退治に乗り出す気配もなく
国や警察はウイルスの心配だけ?
いろいろなシーンで違和感を感じながらも最期までこの不思議な映画を
楽しめた要因はやっぱりコントみたいなあの家族かな。
よくわけのわからない作品だったけど面白かった。
でもあそこまでやったら父さん、娘を助けられると思ったんだけどな。

【BREAKIN'ALL THE RULES】2004年/アメリカ
監督:ダニエル・タプリッツ
出演:ジェイミー・フォックス、ガブリエル・ユニオン、ジェニファー・エスポジート、ピーター・マクニコル
最初は会社からリストラのためのマニュアル制作を命令されたクレンシー。
社員の首を切ったら逆恨みされたり裁判沙汰になることも多い世の中。
会社も必死。クインシーも細心の注意を払ってマニュアル作り。
そんな最中に自分の婚約披露をしちゃおうなんて計画していたら
あっさり彼女から別れを切り出され失恋のクインシー。
これをきっかけに彼は別れの手引書なるものを書いちゃった。
それが爆発的に売れて一躍時の人。
彼女との別れを巡って悩んでいる上司や友人にも良きアドバイスを送るクインシー。
手引書通りやればあとくされなくきれいに彼女と別れられるって。
でもそんなうまい具合にことが進まないのが男女の仲。
ちょっとした勘違いやすれ違いが大きな誤解を生んだり
好きになった女性はいわく付きだったり、登場人物もうめちゃめちゃ。
テンポが良くて見ていて楽しかったけれどこの騒ぎっぷりに
途中ちょっと嫌気がさしてくる。
どうして何もかも悪い方に転がっていっちゃうのー!?という嘆きも。
でもこういう軽いタッチのラブコメはラストがいいと許せちゃう。
何でこの二人が!?と思うカップルもできたりして
あったかい思いで終わることができて満足感を得られました。

【Dressed to kill】1980年/アメリカ
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:マイケル・ケイン、キース・ゴードン、アンジー・ディッキンソン、ナンシー・アレン
カミソリで切られるシーンって何であんなに怖いんでしょう・・・
銃でズドンとやられるのは一瞬だけど刃物って血がドバーと出て
ヒクヒクしてたりするからもうダメ・・・背筋がゾ〜ッとしてしまう。
エレベーターでの惨殺シーン、血がすごすぎてまともに見れなかった。
このDVDは無修正版と公開版の2バージョンが収録されていました。
こういう時やっぱりカットシーンの少ない無修正版を思わず見てしまいますよね。
冒頭のエロチックなシャワーシーンから始まり、殺しの血の場面も鮮やか、
事件解決かと思われたあとのシャワーを浴びる女性に忍び寄る恐怖、
のどを切られて・・・ギャーーーのところもビックリ。
エロいグロい2本立て映画でした。
衝撃の真実がわかるまでは結構ドキドキ・・・。
映像の見せ方と音楽が実にうまいのね。
まだ殺人も何も起こっていない最初の方の美術館のシーンも映像が
とても特徴があって見入ってしまうんです。
気になった男性を追いかけていく女性の心理状態が伝わってくるし、
すでにそこにサスペンスが潜んでいるような興味深いカメラの動き。
あそこでは無性に変な胸騒ぎが。。。
母親を殺されたコンピューターオタク少年が殺人現場に居合わせて
犯人の疑いをかけられた娼婦と力を合わせ犯人探しをする。
その娼婦も次の殺人のターゲットにされていたので緊張感が増す展開。
怖いながらも最後まで楽しめました。

【GOTHIKA】2003年/アメリカ
監督:マシュー・カソビッツ
出演:ハル・ベリー、ペネロペ・クルス、ロバート・ダウニー・Jr、チャールズ・S・ダットン
精神分析医のミランダは大雨の中びしょ濡れでたたずむ少女を目撃した瞬間、
記憶を失い気がついた時には自分の勤める刑務所の精神科病棟にいた。
その間何が起きていたのか・・・
ミランダは夫惨殺の犯人とされ、無実を叫べば叫ぶほど精神異常者扱いされていく。
身に覚えのない殺人事件。
これは誰かに仕組まれた罠だと思いました。
なのに、何?幽霊ですか!?霊が乗り移ったの??
患者の言うことに耳を傾けず妄想として取り扱っていた彼女が
今度は自分が患者側の立場になり誰にもわかってもらえない。
そういう中でだんだん狂気の世界に入り込んでいく過程が
恐ろしいのかと思ったけれど夢なのか幻覚なのかよくわからない映像で、
興味がそちらにむいていかなかった。
でもどんなすごい状況に陥ってもミランダは自分は異常者ではないと信じ
次々行動を起こす。それによって新たな事実が次々明るみに。
これは結構スリリングなんですよ・・・でも何と言っても相手が幽霊じゃ。。。
もうラストなんて意味わかりません。無罪放免でいいもんなんだろうか?

【JUST LIKE HEAVEN】2005年/アメリカ
監督:マーク・ウォーターズ
出演:リース・ウィザースプーン、マーク・ラファロ、ドナル・ローグ、ディナ・ウォーターズ
リース・ウィザースプーンは幽霊です。
本人は途中まで自分がなぜそんな存在になってしまったのか
意味がわかっていないので人間の男性との言い合いも全くかみ合わない。
でもどうして彼にだけ彼女の姿が見えるのかそんな疑問は拭い去って
二人のやり取りを見ているとまたこれが実に面白い!
そして幽霊と人との愛なんてあるわけないと思うのに妙に納得してしまうストーリー。
とってもステキ。心温まる。飽きない展開。見せ方がうまい!
ドタバタコメディの気は最初はあるんですけど、リースが自分の身体を
発見してからは重要な医学の問題点も視野に入り、切なくなるシーンも。
この作品の幽霊になったリースの訴えを見ていると
脳死って認めていいのかどうか現実問題としては話がややこしくなりそう。
そして王子(マーク・ラファロ!?)のキスで目覚めるお姫さま。
う〜ん、これはもう完全にファンタジーの世界ね。
でも予想に反してその後の展開が寂しかったのでこのまま終わったりしたら
何のためのラブコメ!?とがっくりするところだったけれど
ハッピィエンドのラストに大満足。
特典に入っていたもう一つのエンディングは絶対にダメ。
あっちだったらこの作品の評価半分に・・・いや5分の1くらいに落としてしまいそう。

【LITTLE BLACK BOOK】2004年/アメリカ
監督:ニック・ハラン
出演:ブリタニー・マーフィー、ホリー・ハンター、キャシー・ベイツ、ロン・リビングストン
ブリタニー・マーフィーが仕事にも恋にも一生懸命突き進む
一途な女の子を演じています。
でも彼女のその一途さは言いようによっては・・・ストーカー的。
ちょっとしたことがきっかけで恋人の過去の女性のことが気になり始め
嫉妬心がムクムク・・・
3人の女性に自分が勤めるTV局の番組をネタに近づくのですが
不可解なその行動をラブコメのドタバタ騒ぎとして見ても全然笑えなくて困った。
だって完全に相手をだましてるんですもの。
相手の女性たちは何も悪いことしてないのよ。
なのに生放送の番組にまでだまされて引っ張り出されて気の毒すぎる。
ステイシー自身も信頼していた同僚にはめられ視聴率のために犠牲に。。。
TV局のねつ造ややらせ問題は腹立たしい。
そんなニュースがたびたびあるものだからこの作品のあのTV番組にも
嫌気がさしちゃったのかな。
でもそんなことよりも重要なことが一つ。
私にはこの騒動の中心にいる彼氏が全然魅力的な男性に見えなかったので
なぜこの男のためにそんなに真剣になるんだろう?といっぱい疑問がわき
たぶんそのことがこの作品に感情移入できなかった原因であると考えられます。
どうして恋人の昔の彼女のことをあんなに気にするんだろう?
今が幸せなら過去のことをあれこれ詮索する必要なんてないのにね。
気持ちはわからないわけではないけれど彼の留守中にいろいろと
盗み見してしまうという行為は大人としてはNGだと思うよ〜。

【She's the One】1996年/アメリカ
監督:エドワード・バーンズ
出演:エドワード・バーンズ、キャメロン・ディアス、ジェニファー・アニストン、マイク・マッグローン
大人のコメディ映画。
特別悪くはないけれど面白い!と言って
みんなにお薦めする作品でもないような・・・
弟は結婚しているのに、兄の昔の婚約者と結婚したがったり
その兄は自分のタクシーに乗り込んで来た女性と知り合って24時間で
結婚しちゃうしよく意味のわからないおかしな人たちが集結。
爆笑とまではいかなくてもクスクス笑うことはできる そんな作品でした。
キャメロン・ディアスが若くて可愛くてすごくいい感じ。
男が夢中になるなかなかの悪女を演じてます。
ジェニファー・アニストンは夫の愛が自分から離れていくので
ちょっと痛々しいけど下ネタ連発で笑わせてくれる。
でもこの作品には大きな疑問が。。。
邦題の彼女は最高っていったい誰のことを指してるの!?
ご覧のようにDVDジャケットには3人の女性がいます。
最高なのはこの女性だ!という確かな決め手がないまま終わってしまい
このタイトルの意味がわからない。。。

【Les Choristes】2004年/フランス
監督:クリストフ・バラティエ
出演:ジャック・ペラン、ジェラール・ジュニョ、フランソワ・ベルレアン、ジャン=バティスト・モニエ
フランスの片田舎の男子寄宿学校に赴任してきた教師がそれまで問題児扱い
されていた子供たちと音楽を通して心の交流をはかり絆を深めていく感動的な物語。
最初は手におえない悪がきばかりです。
顔は天使、心は悪魔。そう教えてくれた同僚教師もいる。
新任教師だってどこから手なずけていったらいいのかわからない。
でも彼は自分の大好きな音楽で子供たちの気持ちをひきつけます。
歌うこと、声を合わせることに興味を持ち楽しさを知った子供たちを見ていると
校長が言うほど問題児ばかりではないような気がしました。
体罰や上から押さえつけることでしか教育していなかった学校側が
子供たちを反抗的にしてきたんだなぁ・・・と。
子供たちのコーラス隊が結成されてから人前で披露されるまでの過程が
大きな波乱もなく歌も一気にうまくなったような気がしてならないので
そこにもう少し時間をかけてもらえたら私なんてこの作品をもっともっと
好きになっていたかもしれません。
ソリストの少年の澄んだ美しい声が心に響く。これももうちょっと長く聞けたら・・・
音楽やスポーツって団結力を深めるんですよね。
ここでも歌はみんなの心を一つにしました。
最後のお別れの紙飛行機も誰か一人が言い出して全員でやったことでしょう。
マチュ−先生の教え、思いは少年たちにきちんと届いていたことが嬉しい。