
【PLANET OF THE APES】2001年/アメリカ
監督:ティム・バートン
出演:マーク・ウォールバーグ、ティム・ロス、ヘレナ・ボナム=カーター
マイケル・クラーク・ダンカン、エステラ・ウォーレン、ポール・ジアマッティ
猿の惑星、オリジナル作品を観たことないんです。
これはティム・バートンによるのリメイク作品ですか?
今まで全く興味のなかったジャンルだけどバートン監督のものならという
思いがわいて観賞してみることにしました。
宇宙飛行士がとんでもない惑星に降り立ってしまった。
そこは暴力と知性を兼ね備えた猿たちが暮らす星。
人間は猿によって支配されている。
いやぁ・・・猿のメイクがすごいわ。
顔だけでなく動きまで猿。
普通猿はオスもメスもよく似ていて区別がつかないと思うけれど
この星の猿はメスはちゃんと女顔をしている。
目元とか可愛らしくなっていたりするのは微笑ましいけれど
ヘレナ・ボナム=カーターなんて言われなきゃ誰だか絶対わからない。
ティム・ロスも凶悪犯みたいな鋭い目つきの猿で最後までわからなかった。
そして素では一番猿顔だろうと思われるマーク・ウォールバーグは
猿ではなく人間の役(なぜだ!?)
ティム・バートンだからダークな中にもファンタジーを感じさせる世界を
作り上げてくれていると思ったけれどこの作品はいたって普通。
SFアクションとして楽しめました。
でも地球に戻った主人公が目にした光景は・・・
あれは衝撃のラストってことでしょうけれど私意味が全然わかりません。
何がどうなってああなるの?
強いインパクトを残し意味不明で終わってしまった・・・

【unknown】2005年/アメリカ
監督:サイモン・ブランド
出演:ジム・カヴィーゼル、グレッグ・キニア、バリー・ペッパー、ブリジッド・モイナハン
舞台になっているのは5人の男が閉じ込められた工場。
密室で目覚めた男たちは自分が何をしていたのか
何のためにここにいたのか、何ひとつ思い出せない。
鏡に映った顔を見ても自分が誰なのか名前もわからないという記憶喪失状態。
状況のわからないまま外部への脱出を計ろうとするが完全に閉じ込められてしまっている。
冒頭からソウを思い出すような流れになっていてこれはパクリものかと疑う。
でも残忍な殺人ゲームとは全く違った。
この5人は2人が誘拐された被害者で残りが犯人グループだということが
早いうちにわかるので、誰が味方で誰が敵なのかその探り合い、心理作戦が面白くなる。
徐々に戻ってくる記憶。妙な連帯感。自分たちが助かる道は?
工場内での展開は飽きることなく楽しめました。
それに比べ外部での話はあってもなくてもどうでもいいことに思えちゃったけど
男たちが記憶を取り戻したあとの展開もスリリングで面白かったですよ。
重要な役割の人物は最後まで生き残ると思っていたので予想していたら
その通りになったので私に推理されるようじゃダメじゃん!などと思っていたら
最後の最後に驚くオチが待っていました。
でもそれが納得いかなくて・・・
記憶が戻った彼がああしたということは結局どういうこと!?
その後が気になる〜〜〜。

【RENT】2005年/アメリカ
監督:クリス・コロンバス
出演:ロザリオ・ドーソン、アダム・パスカル、アンソニー・ラップ
ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア、トレイシー・トムズ
メインキャストがステージ上で熱唱するオープニングの主題歌に圧倒されます。
素晴らしいのよ〜〜これが!
1年は時間にしたら52万5600分なんて計算してみたこともないけれど
今日を精一杯生きるというメッセージを力強く歌う彼らが伝えてくれました。
お金がなくて家賃(レント)も払えないと若者たちが声高々に歌う。
薬物あり同性愛ありエイズありで苦悩も人一倍大きい彼らが
希望を持って心を明るく前向きに歌い踊るその力強さに胸が震えます。
本格的なミュージカル映画なので元々ミュージカルが苦手などという人には
ちょっときつかもしれないけれど、この素晴らしさを本当はたくさんの
人に味わってもらいたいと思ってしまう。
魅力ある歌やダンスをめいっぱい楽しめたら気分も爽快、猛暑も乗り切れるかも!

【TAXi 3】2002年/フランス
監督:ジェラール・クラヴジック
出演:サミー・ナセリ、フレデリック・ディーファンタル、ベルナール・ファルシー、バイ・リン
シリーズ3作目の見どころは雪山でのカーチェイス・・・のはず。
だけど今回は激しいカーアクションに大興奮というところまではいかなかった。
雪山をスキーで逃げる犯人を車で追いかけてもね、そのスピード感が
伝わってこないしあまりすごいって思えなかったのね。
コメディとしてはあきれるほどばかばかしくて、私はそれが嫌ではないので
楽しむことはできたのですが、メインはやっぱりカーチェイスで
盛り上げて欲しかったなぁというのが本音。
オープニングでシルベスター・スタローンがタクシーに乗り込んできた時には
まさかこの作品に出演しているとは夢にも思っていなかったので
最初はよく似たフランスの俳優だと思っていたんです。
でもどう見てもスタローンだよね!?・・・ということでちょっとワクワク。
なのにあっという間に去っていった〜〜
この大物スターの登場・退場シーンにうけて、007のパロディにもうけて、
ボケボケ署長の馬鹿さ加減にも大いにうける作品となりました。
タクシードライバー、ダニエルとへっぽこ刑事のエミリアンのドタバタ騒ぎ
とぼけたコントも面白かったし、今作ではお互いパパになると言うおめでた話付き。
謎の中国人は・・・あれは分類上美女と言えるの!?
いかにも怪しいこの女にメロメロになっている署長って・・・
前作までの激しいカーチェイスを期待しないで完全なるコメディ作品として見ましょう。

【TAXi 2】2000年/フランス
監督:ジェラール・クラヴジック
出演:サミー・ナセリ、フレデリック・ディーファンタル、マリオン・コティヤール、エマ・シェ−ベルイ
スピード狂タクシードライバーが大活躍のシリーズ第2弾。
ダニエルの恋人の父親が将軍なのにコメディアンなところが今回一番笑えた。
日仏サミットのためやってきた日本の防衛庁長官なる人物も登場。
その長官の運転手に抜擢されてしまうダニエル・・・という展開も笑える。
日本人の描き方はふざけているけど嫌気がさすものではないし素直に面白い。
日本人向けに作られた娯楽映画という感じ。
他の国の人が見たのでは変な日本語とか伝わらないものね。
それに「忍者」の掛け声で動き出す車ってすごいのかどうか・・・
全く妙な映画です。
2ではやっとエミリアンが免許を取ることができました。
そして思いを寄せていたペトラともうまい具合にいってしまう。
もちろんカーチェイスもまたまた見ものなんですが私的には将軍と
全身打撲で運び出される警察署長がツボでした。

【TAXi】1998年/フランス
監督:ジェラール・ピレス
出演: サミー・ナセリ、フレデリック・ディーファンタル、マリオン・コティヤール
スピード違反で逮捕されたタクシードライバー。
留置所に放り込まれたり車を取り上げられては仕事にならない。
手柄を立てられないへなちょこ刑事に持ちかけられた話は
事件解決のため協力すれば違反は見逃すというもの。
そこでスピード狂運転手ダニエルと免許も取れないダメダメ刑事
エミリアンのコンビが誕生し大騒ぎしながらも強盗団を追う〜!
先にリメイクのTAXI NYを見ているのでこれは順番がまずかった。
ストーリーほぼいっしょ。だから展開はすでに読めている。
ラストの締めくくりまで同じだから予想外の面白さというのがなかった。
アメリカ版の方は強盗がスーパーモデル並の美女軍団でした。
それが視覚的にも楽しめたのにこちらのドイツの強盗団「メルセデス」は
犯人の顔を最後まで覚えきれなかったし全然魅力的じゃなかったし・・・
でも街中をかっ飛ばすプジョーとベンツはかっこよかったよ。
カーチェイスも楽しめた。周囲を壊しまくってめちゃめちゃにするけど
そういう暴走タクシーの話なんだから堅いことは言わないの。
条件付きで協力させられていた運転手ダニエルも自慢の改造車の機能を
フルに使って思う存分走れて気持ちよかったことでしょう。

【The 40 Year Old Virgin】2005年/アメリカ
監督:ジャド・アパトー
出演:スティーヴ・カレル、キャサリン・キーナー、ポール・ラッド、ロマニー・マルコ、セス・ローゲン
ばからしい話なんだろうなぁと思いながらも見たくて仕方なかったこの作品。
うちの方では劇場公開ありませんでした。
いつも行くレンタル屋さんでも在庫はたった1枚。
これを借りるのは大変なことです。毎回毎回空振り。でもやっと手にできました。
そうしたらジャケットの主人公に後光が差しているじゃありませんか!
これを見ただけでヒーヒー笑っちゃったわよ。
40歳になっても女性経験が全くないアンディを
同僚たちが何としても経験させてあげようとあの手この手で盛り上げる。
それまでは特別親しかったわけでもないのに不思議な男の友情。
アンディにとっては大きなお世話?
でもやっぱり興味深い。だんだんその気になるのが可笑しい。
アンディってオタク系かもしれないけど近寄るのも嫌ってほどひどくはない。
でももてるためには胸毛を処理する・・・って。

【EYES OF CRYSTAL】2004年/イタリア
監督:エロス・パグリエリ
出演:ルイジ・ロ・カーショ、デシスラヴァ・テネケディエヴァ、サイモン・アンドリュー
ジグソー?
ホラーのジャンルにあったしSAWを意識してる内容なのかな?
イタリア映画ってなじみがないけどどんなものなのか
確かめてみるのもよさそうだ。
猟奇的描写が多い。
殺人犯は死体をバラバラにし足、腕、頭など縫い合わせ
一つの完成品にすることが最終目的らしい。
家には動物の剥製も数多く並び、人間もこれらと同じように
きれいな剥製として作り上げたかったのだということはわかるけれど
頭なんて余命わずかだった年配の男のものなのよ。
人間剥製ができあがってもバランス悪すぎて美的にダメでしょ。気持ち悪い。
この犯人本当は何がしたかったんだろう?
よく意味のわからない連続殺人事件だった。
この作品の一番のダメージは、犯人の顔が割れても私はそれが
誰なのかわからなかったこと。
今まで登場していない人間だと思ったのだから驚きもしないし伏線の有無も
頭に浮ばなかった。キョトンとしてしまった状態。サスペンスでこれは痛い。
一人、また一人とむごい殺され方をし徐々に犯人にたどり着く過程は
案外おもしろく見れたのに肝心なクライマックスで置いてきぼりをくった感じです。

【BAD COMPANY】2002年/アメリカ/チェコ
監督:ジョエル・シューマッカー
出演:アンソニー・ホプキンス、クリス・ロック、ピーター・ストーメア、ガブリエル・マクト
核爆弾をマフィアの手から取り戻すために、死んだCIA諜報員の双子の弟を
徹底的に鍛え兄の身代わりとして取引に向かわせるという設定は、
あまりにも無茶で真剣勝負のCIAがするようなことじゃないと思うのだけど
これがなかなか面白いストーリーだった。
スリリングなスパイものかと思って見ると大間違い。
だいぶお年を召したアンソニー・ホプキンスがアクションまで披露しちゃいます。
大丈夫なの!?身体動くかー!?と変な意味で非常にハラハラします。
そしてこの人に対してはどこか疑いの目を向けてしまうところがあるんですね。
もしかしたらマフィア側の裏の大ボスで莫大な資金を手に入れるために
全部自分が仕組んだ話ではないのかしら・・・と。
恐るべしハンニバル・レクター効果。
クリス・ロックは優秀な諜報員の兄役の時は印象も薄くどうも不似合いだったけれど
お調子者の軽いタッチの弟役の方はピカピカ光っていた感じ。
この軽快さがストーリーにコメディ色をだいぶさしたようです。
普通の生活をしていた一市民がこんな大きな事件に借り出されチェコ語を覚えろ、
兄の特徴を全部身につけろ、取引相手の名前と顔を全てマスターしろって
たった数日ですごい特訓だったと思われるけれど・・・実際考えたら
あんなの絶対無理ーー!
そしてラスト付近でテロリストが二人に向けて銃を構え言ったセリフ
「アメリカは世界が飢えているのに自分だけが肥え太り、実情を何も
知りもしないで戦争に介入し他の国の運命を勝手に決めようとしている」
う〜ん・・・・これって考えさせられる。

【My Boyfriend is Type-B】2005年/韓国
監督:チェ・ソグォン
出演:イ・ドンゴン、ハン・ジヘ、シン・イ、リョウォン
これはA型女性が見る作品だと思いました。
わがままで自由奔放なB型男に振り回される几帳面で繊細なA型女の苦悩。
そこに共感できてこその面白さですよね。
うちには二人のB型人間がいるので、この作品で見るちょっとひどいと
思えるようなB型の自分勝手な行動も、慣れているというか・・・
このくらいじゃ驚きもしないし平凡すぎて飽きる。
本当はね、娘と見ようと思ってレンタルしたの。
そうしたら長女は自分がB型だから、描かれている内容が想像つくのか
興味も示さず、見たくない・・・って。
せっかく借りたんだから見ようよ〜と目の前で再生始めても見向きもしない。
そんなところもまたB型そのものだよなぁと思う。
作品選び失敗した。。。
面白かったところと言えば、この彼氏バスに乗れないんですね。
初対面の時もけんかした時も彼女の乗ったバスのドアのところまで
追いかけながら中に乗り込まず見送ってしまった時には
何で追いかけない!?とその不自然な行動に疑問がわいたんです。
その謎を面白おかしくきちんと解明してくれたところは好感度アップでした。

【NOEL】2004年/アメリカ
監督:チャズ・パルミンテリ
出演:スーザン・サランドン、ペネロペ・クルス、ポール・ウォーカー、アラン・アーキン
クリスマス・イヴで賑わうニューヨークを舞台とした
気持ちがふわっと温まるようないくつかのストーリー。
イヴだからこそ奇跡が起きた。そう考えると見ているこちらも幸せな気分に。
クリスマスは特別な日。でも誰もが楽しい思いをしているわけではありません。
孤独な人にとってはこんなつらい日ってないんですよね。
いろいろあったエピソードの中でも悲観的なのは、自分で自分の腕を折って
病院にやって来た男は小さい頃入院して病院で祝ったクリスマスが
一番幸せだったからと言う。
結婚間近なのに恋人のあまりの嫉妬深さに耐えられなくなって
別れることまで考えてしまっている女性や
母の看護と仕事で楽しいクリスマスとは縁のない女性。
自分のことを死んだ妻の生まれ変わりだと言う風変わりな老人を通して
彼女に対して何をするべきか何が大事かがやっとわかった男性。
そんな人たちに神様はちょこっと幸せのかけらを振りまいてくれたと思います。
派手さはないけれどハートフルでステキな作品です。
スーザン・サランドンの演技は本当にうまい。
私はこの人を見ているだけで幸せな気分になってしまうのですが
非常に美しいペネロペや、ダメ彼氏のイメージが強かったけれど実は相当な二枚目の
ポール・ウォーカーなど他の役者もいい演技をしているのでさらに満足できました。

【Fever Pitch】2005年/アメリカ
監督:ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー
出演:ドリュー・バリモア、ジミー・ファロン、ジャック・ケーラー、アイオン・スカイ
一言、傑作です!最高のラストが待っています。
熱狂的野球ファンの人が見たら泣けて仕方ないでしょう。
野球だけじゃないですね。他のスポーツだって自分の生活を
犠牲にしてまで応援に駆けつけるファンってたくさんいますよね。
私も・・・似たような心理状態に陥りますから本当に気持ちがわかります。
バリバリ仕事をこなすリンジー(ドリュー)に一目ぼれした教師のベン。
住む世界が違う・・・と匂わせておきながらも交際は順調に進む。
しかしベンはただの平凡な教師ではなかったのです。
彼は熱狂的なレッドソックスファンでした。
それが原因でリンジーともギクシャクしてしまう。
好きな人が熱中していることでも理解ができないことがあるかもしれない。
でもそれを乗り切らなければ二人の幸せには結びつかない。
本当に頑張って欲しいと祈るような気持ち。
私は今回は女性側の立場よりも完全に彼の方に感情移入してました。
あれだけ夢中になれるものがあるのは素晴らしいじゃないですか!
ただ教え子の「先生はレッドソックスを愛してもレッドソックスは
先生のことを愛してくれるの?」と言うセリフには何も言い返せない。
恋人はちゃんとたくさん先生のことを愛してくれるんだものね。
レッドソックスの宿敵ヤンキース戦があるので松井絡みもあっておもしろい。
それに何よりも今レッドソックスは日本では話題の中心、そんなわけで
さらにお得な気分で見れちゃう作品。
「私、逮捕されちゃう・・・」のラストは素晴らしかったです。

【Enduring Love】2004年/イギリス
監督:ロジャー・ミッチェル
出演:ダニエル・クレイグ、サマンサ・モートン、リス・エヴァンス、 ビル・ナイ
いきなりどこからか現れた操縦不能に陥った気球。
少年が一人で乗っていたので周囲にいた男たちが慌てて駆け寄り
助けようとしたけれど気球はどんどん空へ・・・
ぶら下がった男たちは耐え切れなくなって次々手を離し落下。
最後まで離さなかった一人は高い位置から墜落死。
あぁぁぁーーと思っているうちに事故が起きてしまう派手なオープニング。
タイトルに悲劇とあるのでこの先何かが起こる・・・と大きな興味がわきます。
ジョーはあの時自分が手を離さなければ・・・と強い罪悪感に襲われ続ける毎日。
そこにあの日偶然居合わせたもう一人の男ジェッドが現れる。
このジェッドはかなり不気味です。
何か目的があるのか気持ち悪い雰囲気でいつもそこにいる。
事故を目撃したショックで精神面に異常をきたしたのかともとれるけれど
だんだん彼の気持ちがはっきりわかってくると本当に怖い。
同性愛?この辺はどうぞご覧あれ。
ジョーにはきちんと愛する女性がいたんですよ。
恋人クレアもとんだとばっちりを受けます。妄想は怖い。。。。
Jの悲劇とはジョーに降りかかった災難ということでしょうか?

【Artificial Intelligence】2001年/アメリカ
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ハーレイ・ジョエル・オスメント、ジュード・ロウ、フランシス・オコーナー
少年ロボット、デイビッドはただママに愛されたかっただけなのに。。。
現実的に考えてロボットの存在価値は人間を助けることにあると思うんです。
でもこの主人公の少年ロボットは感情を持ってしまったのだから
普通の家事ロボット、ペット用のロボットとはわけが違う。
本当の子供のようにママに愛されたいと願い、実の息子に嫉妬もする。
その姿がロボットとして見れないのでかわいそうな気持ちばかりが募ってつらかった。
ただ母親が自分の子供が戻ってきたあともロボットのデイビッドを変わらず
愛していたのはこの作品で一番ホッとできたところ。
そしてもう一体、こちらはロボットらしいロボットだったジュード・ロウ。
まばたきしないの!こんなロボットなら本当にありそうと思ってしまう。
いらなくなったロボットを無造作に捨て、解体ショーを見て人間は喜ぶ。
感情を持つ特別なロボットを作ったりしなかったらデイビッドだって
こんな切ない思いをしなかったのに、全ては人間のエゴ。
ラストのママとの再会シーンも、よかったね・・という気持ちにもなれず
ただただ悲しく寂しかったです。
全編通してテディに気持ちが救われた思い。

【16BLOCKS】2006年/アメリカ
監督:リチャード・ドナー
出演:ブルース・ウィリス、モス・デフ、デヴィッド・モース
16ブロック先の裁判所まで証人を護送するだけだったのに
とんだ災難に巻き込まれた中年刑事。
その証人は警察の汚職を証言するはずだった。
そんなことをされては身の破滅・・・事件に関連している刑事たちは
証人と護送係のジャック(ブルース・ウィリス)の命を狙う。
ずいぶん単純なストーリーです。
タイムリミット2時間。16ブロックなら楽に到着する距離でした。
それなのに激しい攻防戦となり先に進めない。
もういい加減近くまで来ているんじゃないかと思うのになかなか着かない。
ハラハラしましたね〜。すごく面白かったと言えるわ〜。
ブルース・ウィリスは髪型と歩き方のせいかやけに年寄りに見えました。
でもどんな姿であろうと守ると決めたものは家族だって地球だって
前科いっぱいの証人だって守りきっちゃうブルースが私は大好き。
これは犯罪ドラマであり人間味あふれる心に響くドラマでもありました。
人って変われるんですよ。ラストの大きなケーキを見ていたらホロッときちゃった。

【MEMOIRS OF A GEISHA】2005年/アメリカ
監督:ロブ・マーシャル
出演:チャン・ツィイー、渡辺謙、ミシェル・ヨー、コン・リー、役所広司
外国映画なのに日本語が変に挿入されてくるので違和感があり
それなら吹き替えの方がシックリくるかと思ったけれどたいして効果なし。
舞台は日本でありながらどこか別の世界の話のようなところもたくさんあります。
外国人から見た日本はこんなところなんでしょうね。
「芸者とは芸を売る商売」この言葉でアメリカ人は芸者を理解できたでしょうか?
たしかに半端な気持ちじゃあそこまで芸を磨き上げることはできないでしょう。
プロの仕事としては本当に立派だと私も思います。
女の激しいイジメシーンは見応えあり。ライバルを蹴落とそうとする作戦も汚くリアル。
でもそれもこういう世界では常識なのかもしれないですね。
千代役の女の子、実にいい目をしています。演技もうまい!将来が楽しみな子役。
千代は街で優しく声をかけてくれた会長さんにほのかな恋心を抱きます。
会長さんはご存知渡辺謙さん。紳士です。最後までずっといい男。
有名な芸者になればまた会長さんに会えるという希望を持った千代は
誰よりも努力をしSAYURIとして名を上げトップの座につきます。
チャン・ツィイー美しいです!東洋の美、あの艶かしい視線はさすが。
大人になってもずっと会長を思い続けていたSAYURIの心情は
すごくわかりやすかったけれど会長の方の思いは全然描かれていないで
いきなりだったからラストは感動というよりも唖然・・・でした。

【CUBE ZERO】2004年/カナダ
監督:アーニー・バーバラッシュ
出演:ザカリー・ベネット、ステファニー・ムーア、デヴィッド・ヒューバンド、マイケル・ライリー
CUBE、CUBE2ときてZEROはシリーズ3作目でありながら1作目以前の話。
これが起源となりあとに2作続くという流れになるわけですね。
だから今まで謎だらけだったCUBEも誰が何の目的で作ったものなのか
解き明かされスッキリできるものだとばかり思っていました。
今まで見ることのできなかったCUBEの外側。そこは監視室、操作室になっています。
なぜこんなことをしているのか作業を行う人間をいくら眺めていても答えは出ない。
彼らも命令に背けば自分の命もないような過酷な仕事をさせられている。
こんな残酷なことをしているのは何の組織!?結局結論は出ないまま?
思わせぶりな作品です。イライラする〜〜
でもなぜか真剣に見てしまう。トラップ怖いし人間怖いし・・・
ラストでCUBEの中に放り込まれた男性が1番最初のCUBEに出てくるので
数式に関しては天才的な頭脳を見せるあの人はそういうことだったのか。。。
とそこの部分だけは納得できました。

【EIGHT MILLIMETER】1999年/アメリカ
監督:ジョエル・シューマーカー
出演: ニコラス・ケイジ、ホアキン・フェニックス、ジェームズ・ガンドルフィーニ
謎を解き明かそうとダークな世界に踏み込んでしまった探偵が見たものは・・・?
実際考えられないような話しだけど、もしかしたらこんなこともどこかでは
起こっていることかもしれないと思える不気味さを味わいました。
スナッフフィルムというのは以前ジョニー・デップの「ブレイブ」で知りました。
人間が死ぬ場面を撮影したフィルム。マニアの間で高額な取引がされるそうです。
この作品では大富豪の家で夫の死後金庫から出てきた8mmフィルムに
少女の殺害場面のようなものが映っていたので未亡人が心配しこのフィルムの正体を
調べて欲しいとニコラス・ケイジ演じる探偵に依頼することでストーリーが開始されます。
フィルムの出所、少女の安否を調べていくうちにたどり着いた真実。
その結果報告だけ依頼主にすればこの仕事は終わったはずなのに
彼の何がそうさせたのか闇の世界に足を踏み入れてしまう。
強い正義感、少女への哀悼、残虐な行為への復讐。。。。
家族を危険にさらしながらも暴走は止らない。
映像もひたすら暗く薄気味悪いし後半はちょっと見ていて嫌気もさしてくるほど。
お金のある人間は自分で手を下さずとも全てお金の力で欲しい物は何でも手に入る。
それがこの一連の事件の元だということが殺人がどうこう言う前に一番嫌だった。
ホアキン・フェニックスもマニアックな店員役で登場。
私がずっとホアキンに抱いていたイメージとピッタリなのでこれには
うけてしまったけれど、一瞬変態ぽいのに役的にはいい青年だった。
彼がサイコキラーだったら最高だったのにな。

【12MONKEYS】1995年/アメリカ
監督:テリー・ギリアム
出演:ブルース・ウィリス、ブラッド・ピット、マデリーン・ストウ、クリストファー・プラマー
謎のウィルスによって全人類の99パーセントが死滅してしまった近未来。
その原因を探るため一人の囚人がウィルス発生前の時代に未来から送り込まれてくる。
タイムスリップものなので何度も時代が変わりちょっとわかりにくい・・・
と落胆していたところ途中から急激に話が見えてきて面白くなってきた作品でした。
そして最後の最後で、あ〜〜〜これかーーー!というシーンに出くわすので
見終えたあとやっぱり面白いなぁとしみじみ思いました。
でもタイトルは「12モンキーズ」でいいの?みたいな、ちょっとした違和感も。
結局12モンキーズはいたずらの集団だったんだものね。(*^m^)v
逃亡するブルース・ウィリスはあのツルピカ頭じゃ目立ちすぎて絶対逃げきれっこない。
そう思っていたらちゃんとお相手がかつらを買ってくれたから一安心だったけど
金髪の似合わないカツラ姿のブルースには・・・コメント控えます( 〃..)ノ
それからこの作品での見所となるのはブラピのキレた演技。
よくぞここまでやりました!という強烈な役でした。
かっこいいブラピはどこにもいません。キレっぷりに圧倒されますよ。

【IGBY GOES down】2002年/アメリカ
監督:バー・スティアーズ
出演:キーラン・カルキン、クレア・デインズ、ジェフ・ゴールドブラム、スーザン・サランドン
深い眠りに陥る母を兄弟らしい少年二人が顔にビニール袋をかぶせ窒息させる。
こんなシーンで始まりました。そしてそこにたどり着くまでの
10代のナイーブな少年の心の葛藤を見ることになる作品でした。
息をしなくなった母にすがって泣きじゃくる次男はやっとその時になって
自分の未熟さや母に愛されたかったという感情がわきおこったのでしょう。
何もかも反発したい年頃なのはわかる。でも甘えすぎだな。
教育熱心で厳しすぎる母がなんだ!自由が欲しいってなんだ!
この子のやっていること何も理解できなかったのでどこもおもしろくなかった。
私は母親なのでこんな感情的な言葉を吐きたくなりました。
子供の年齢もこの主人公より上だし今まで子育てしてきた立場から
いろいろなことを言い訳にして道を踏み外すのは我慢できないの。
ドラッグの売人やったりお世話になっている人の愛人を寝取ったり
兄や母に対するあんな態度を見ていたら素直に受け止められないのは当然のこと。
若い世代の人が見たら彼の気持ちもわかるだろうけれど
もう感想を書くのも気分悪いくらいの作品でした。
でもなぜ母親に兄弟が手をかけたのか知りたくて見続けました。
安楽死・・・やりきれない作品でした。