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赤いアモーレ

赤いアモーレ
【NON TI MUOVERE/DON'T MOVE】2004年/イタリア
監督:セルジオ・カステリット
出演:ペネロペ・クルス/セルジオ・カステリット/クラウディア・ジェリーニ

スペイン人のペネロペ・クルスがイタリア語を完全にマスターし
その熱演でイタリア・アカデミー賞 最優秀主演女優賞を獲得した作品。
裕福な外科医が貧しい町に住む女と出会い、衝動的に抱いてしまう。
最初は行きずりの関係だったものの二人は惹かれあい離れられなくなっていく。
満ち足りた生活環境にありながらも孤独感にさいなまれていた男が
私は雑草だから平気なの・・・とけなげに微笑む女に心の安らぎを覚えるのは
ごく自然なことだったのでしょう。

原作はイタリアで大ベストセラーを記録しその『真実の愛』に
大勢の人が共感し感動の涙を流した・・・とありましたが
ペネロペ演じるイタリアという女性に胸打たれるんです。痛々しいですよ・・・
同時期に妻と愛人が妊娠し片方はたくさんの祝福を受けもう片方は子供をあきらめる。
二人の女性を苦しめた身勝手な男がその15年後愛娘まで事故で失おうとしている。
危篤状態の娘を目の前にして男の脳裏に浮かんだのは幸せにすることが
できなかったイタリアの姿。彼女を回想するストーリーのこの作品、
ペネロペの体当たりの演技はやっぱりすごかったです。
最初の出会いの頃はみすぼらしい感じで品のない振る舞い、
歩き方も驚くほどきたなくてイタリアの境遇というのがこれでわかります。
愛人との関係が深まってくると女は変わる。激しく情熱的に。。。
最後には穏やかな全てを受け入れられるような優しい表情で目を閉じました。

瀕死の重症だった娘の命がつながった時、幻覚のイタリアの姿が消え
長い間この外科医の中にあった彼女への気持ち、懺悔が済んだのかなぁと感じた。

2006/04/15 01:45 
タイトル【あ】行 | Comment(6) | Trackback(4) | Top ▲

コメント

最初はだたの不倫ものかと思いました。イタリアがイスもって登場したときは単なる嫌がらせかと思いました。でも途中からかなりドラマチックな展開でした。
ペネロペはまさにこの役にぴったりでしたね。

No:942 2006/04/16 23:55 | タンタンURL[ 編集 ]

>タンタンさん

私も最初その女性がイタリアだとわかった時
何をしているんだろう?と意味がさっぱりわからなかったんです。
あとになってみてやっと理解できたという感じでした。
ペネロペ・クルスってすごくうまい女優さんだなぁとこの作品では特に感じました。

No:943 2006/04/16 23:59 | ジュンURL[ 編集 ]

ペネロペの役作りは凄かったですね。大勢の人が共感し感動の涙を流した、真実の愛・・・うーん私には、ついていけない恋愛でした。

No:946 2006/04/17 01:18 | yukiURL[ 編集 ]

TBありがとうございました。
イタリアでこの話がベストセラーということでしたが、支持した読者は女性だったのかなあ。ふと気になりました。

No:949 2006/04/17 10:29 | マヤURL[ 編集 ]

>yukiさん

男性側からしたら実に都合のいい話しだなぁとは思いました。
イタリアは哀れでもあったし・・・どこがよくてあの男に惹かれたかが最大の疑問。
これを真実の愛と言うのか私にもよくわかりません^_^;

No:956 2006/04/18 00:41 | ジュンURL[ 編集 ]

>マヤさん

こちらこそどうもありがとうございました。
これは・・・やっぱり女性なんでしょうね。
原作はもっと伝わってくる何かがあったのかなぁと思いますけど
不倫話・・・などと思って観てしまうと感動が深くならないですね。

No:957 2006/04/18 00:48 | ジュンURL[ 編集 ]

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