ファイナル・デスティネーション

【FINAL DESTINATION】2000年/アメリカ
監督：ジェームズ・ウォン　
出演：デヴォン・サワ、アリ・ラーター、カー・スミス、ショーン・ウィリアム・スコット

離陸前、修学旅行で乗る飛行機が爆発炎上する夢を見て大騒ぎになったアレックスと
この騒ぎに巻き込まれた友人5人と教師1人が飛行機を降りることになります。
その直後本当にその飛行機は大爆発。乗らなかった彼らは命拾いをしました。
しかしこの作品では『死には筋書きがある』と言っています。
死のリストに載っている人間は法則通り順番に死んでいく。
それを書き換えることはできないんだと強調します。
生き残った人たちも次々怪死。次の番の人間を助けても法則は重要。
一人が死を逃れても次が死にます。そして一巡して戻るので
絶対に誰も死から逃げ切ることはできないということ。

これはおもしろかった！
次は誰？次はどこでどんなふうに死が襲ってくるのー！？というスリルがあった。
目に見える敵が襲ってくるわけでなく見えない何か･･･死の影が常にある。
これは殺人鬼が現れるのよりも怖い。
危険なものが映ると、あぁこれでいくのね・・・ととっさに思う。
でもそれを裏切って無事なシーンになる。ヒヤッとしてはフゥ・・・と息をつく。
そうかと思うと予測もしてないところで突然グワッとホラー映画になってるし
見えない何かと戦うなんて手の打ちようもありません。
どうにか死のゲームに決着をつけたかのように思えたラストもあれだし
結局運命は変えられないってこと！？