
【12 ANGRY MEN】1957年/アメリカ
監督:シドニー・ルメット
出演:ヘンリー・フォンダ、リー・J.コッブ、エド・ベグリー、E.G.マーシャル、マーティン・バルサム
見応え十分な法廷劇。
法廷と言っても舞台はこじんまりとした部屋、そこに12人の陪審員のみ。
殺人事件の評決を全員一致で下さなければならない。
最初は有罪11人×無罪1人という状況。それがだんだんとひっくり
返されていく様子がもう見事としか言いようがありません!
人が人を裁くということを簡単に考えてはいけないんですね。。。
目撃証言や凶器の存在などからほぼ有罪と思われていたこの事件も
小さな疑問から検証しなおしてみれば様々な矛盾が現れてきて
完全に無罪と言い切れないまでも有罪の証明はできないことに気づかされます。
「疑わしきは罰せず」の原則そのもの。
激しい審議は、殺人が行われたとされるアパートの部屋の光景や
電車の通過する様子までも目に浮ぶような感じでした。
会話・・・討論だけの作品。なのにこんなに引き込まれる。
12人が罵り合ってみんな怒ってました。
落ち着け、落ち着け・・・と言いたくても冷房も故障中の暑苦しい部屋で
汗だくになって言い合っていたらイラついて怒りたくもなるってもんでしょう。
人種に対して偏見を持っている者、自分の票に意固地になっている者、
手っ取り早く帰りたいと思うだけの者、それぞれの人物の心情に
リアリティーがあって本当におもしろかったです。
コメント
インパクト大
これ、すごくインパクトがありました。
ずっと控え室?みたいな一室で話し合っているだけなのに、すごく見入ってしまいました。
No:3580 2007/02/25 18:12 | ひめURL[ 編集 ]
>ひめさん
冷房も効かない一室に押し込められた12人。
激しい意見のぶつけ合いが見ものでしたね。
No:3585 2007/02/25 22:15 | ジュンURL[ 編集 ]
もともと法廷劇は大好きなのですが、なかでも本作が一番好きなんです。
ほとんどが議論の場面ばかりなのに、不思議と情景が目に浮かんでくるんですよね。スゴイ脚本ですよね。
ナイフの議論のシーンは、ドキドキものでした。
No:3593 2007/02/26 22:14 | shakeURL[ 編集 ]
懐かしいです
絶対これは見るべきだと、
10数年前、付き合って間もない彼に進められたのがこの作品。
古さを感じさせないですよねぇ
当然続いて見せられたのが、
「12人の優しい日本人 」
ベースを知っていても知らなくても面白い作品だけど
やっぱり、知ってると思い入れが違うかな。
No:3596 2007/03/01 12:27 | みるくURL[ 編集 ]
>shakeさん
見事な脚本ですよね。
目撃証言や証拠から犯罪の現場を再現するところなんて
今だったら映像を挿入してしまいそうなところだけど、
全部言葉だけですものね。
それで状況がわかるのって素晴らしいです。
本当に引き込まれる論議でしたね。
No:3606 2007/03/01 22:36 | ジュンURL[ 編集 ]
>みるくさん
これ順番も大事!!
まず怒れる男の方を見て様々な部分で感心してから
優しい日本人を見ると、あぁ・・・日本人って・・・と面白さが倍増です。
でも両方とも本当によくできていてどちらもお薦め作品ですね。
そして彼って今のだんな様ですよね?
みるくさんもその影響でたくさん映画見ているようだし
またブログの更新も楽しみにしてますよ〜〜!
No:3607 2007/03/01 22:41 | ジュンURL[ 編集 ]
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2007/02/26 | シェイクで乾杯! |
十二人の怒れる男
すごい脚本だ・・・。室内劇でも全く飽きさせない。
2007/02/27 | しーの映画たわごと |
十二人の怒れる男
こういう作品を映画界では不朽の名作と言うのでしょうか。前々から気になってはいたものの、なんと言っても1957年の作品。当然、白黒映像が予想され(事実そうなのだが)、ずっと後回しになっていましたが、意を決して!
2008/05/20 | 【徒然なるままに・・・】 |
『十二人の怒れる男』(1957)
父親殺しで起訴された少年の裁判が行われた。集められた証拠や証言は少年に圧倒的に不利であり、評決は速やかにまとまるものと思われたのだが、一人だけが無罪を主張する。審判には十二人の陪審員全員の一致が必要だが、彼は提出された証拠や証言の疑わしい点を熱意を持っ...