
2002年/日本
監督:黒沢清
出演:オダギリジョー、浅野忠信、藤竜也、笹野高史、りょう
普通の日常に存在している普通とはちょっと違う若者たち。
でもこれが普通なのかなぁ・・・
得体の知れない不気味さをプンプン臭わせてくれた浅野忠信。
そんな彼を後輩のオダギリー・ジョー演じる仁村は素直に慕い二人はいい関係。
なのに一人は殺人者となり永遠に会うこのできない状況に陥ります。
仁村が刑務所の面会で不可解な言葉を発する有田に「わけわかんないよ!」
と叫ぶシーンを見ていて、私の方がもっとわけわかんないよ!!と言いたくなった。
どうしてあんな風になっちゃったのかな。理解しがたい心の内。
この作品のキーポイントにもなっている猛毒のアカクラゲ。
GWに水族館に行った時 ゆらゆら揺れる触手の長ーいクラゲを見ました。
幻想的に照明があてられているのでとってもきれいで長いこと見入ってしまいました。
映画の中で大量に繁殖したクラゲが光を放ちながら水面に浮んでいる光景も
とても美しいんですよね。そしてこのクラゲたちは海に向かう。
エンディングで街をぶらついている集団の若者たちはどこへ向かう?
彼らにアカルイミライを期待していいんでしょうか・・・?
オダギリ・ジョーのまだあまりすれていないピュアな表情がいいです。
思いをうまく表現できないような青年が先輩の有田の言うことだけはきく。
有田の残したクラゲを大切に育てる。
切れやすい危ない男でもあるけれどこのオダギリ・ジョーを見ていると
何とも言えず癒されます。
そこに登場する有田の父親役の藤竜也。この人がまた素晴らしかった。
監督が伝えたかったメッセージはいまいちわからなかったのですが
私には役者が最高に良かった作品に思えます。
コメント
こちらにも。
私も最近観て何だかいろいろと考えさせられた1本です。
こういうフリーターみたいな人は今多いのかもしれませんね〜。
有田って何だろ??と考えてみると仁村のために存在したとも思えるし・・・、自身の人生に絶望して「アカルイミライ」さがしを仁村に託した・・、とも考えられるし・・。
ダメ人間の映画が好きな私にはストライクの作品でした。
キャスト良かったですよね〜。違和感がなかったです。
No:3976 2007/05/14 09:13 | あかひURL[ 編集 ]
>あかひさん
あかひさん、表現がうまいですね
なるほど〜〜〜。
これはいろいろな解釈のできるおもしろい作品ですね。
私はあまり深い意味を考えずにだらりと見てしまったんですけど
俳優の存在感、演技の上手さに魅かれこの作品の持つ雰囲気はとても好きです。
No:3992 2007/05/15 21:56 | ジュンURL[ 編集 ]
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2007/05/14 | 「青と緑の真ん中」 |
「アカルイミライ」
最近やっと分かったのですが、私は一般的に言う不完全な人、そのためにコンプレックスを持つ人のお話にはよく反応してしまうようです。似ているからでしょうか?製作年度:2002年 監督:黒沢清 出演:オダギリジョー 、浅野忠信 、藤竜也 、笹野高史 、白石マル美 、りょう