
【PAYCHECK】2003年/アメリカ
監督:ジョン・ウー
出演:ベン・アフレック、ユマ・サーマン、アーロン・エッカート、ジョー・モートン、ポール・ジアマッティ
未来が見える機械を発明してしまった主人公が巨大企業の陰謀に巻き込まれる
記憶喪失系の謎解きありアクションありのスリリングな作品でした。
極秘プロジェクトに参加したマイケルは3年後記憶を消し多額の報酬を受け取る契約を
結んでいたのに弁護士の元を訪れた彼に手渡されたのは19個の小物が入った封筒のみ。
そのガラクタのようなアイテムが一つ一つ意味のあるものでピンチに陥った時必ず役に立つ。
自分の未来を知ったマイケルが自分自身に送った重要アイテム。
危機一髪の場面でタイミングよくそれらを使うところが実に見事で面白い。
どんな時も封筒を持参しているってところがミソ。
世界を滅ぼすようなすっごい機械を発明するだけあってやっぱり彼は天才です。
封筒の中をガサゴソ探って瞬時にこれだ!と判断して使えるんだもの。
そんなところはゲーム感覚で楽しめました。
この主人公頭脳明晰、IQがばか高いだけじゃない。カーチェイスもやっちゃいます。
FBIでもギャングでもないコンピューターのエンジニアがハードアクションを披露するのは
現実味がなくて笑ってしまいそうになるけれどかっこいいから許します。
バイクのシーンはさすがジョン・ウー作品!という感じ。
他にも研究室の爆破シーンは火薬どれだけ使ってるのかってくらい激しいし
地味目だったけれどしっかり鳩が飛ぶシーンも挿入されていて自然と嬉しくなる。
期待に応えてくれる監督ですね〜。
未来を見てしまったらそれはもう未来とは言えない。
なんかこの言葉が頭から離れない。
誰も未来なんて知らない方がいいんですよね。
明るい未来、夢のある未来を描いていたいもの。
この作品に出てきた記憶除去装置・・・こんなの何十年か後に発明されていたら怖いよ。

【UNTRACEABLE】2008年/アメリカ
監督:グレゴリー・ホブリット
出演:ダイアン・レイン、ビリー・バーク、コリン・ハンクス、ジョセフ・クロス、メアリー・ベス・ハート
ピーター・ルイス、タイロン・ジョルダーノ、パーラ・ヘイニー=ジャーディン
ウェブサイトで生中継される殺人事件。
アクセス数が増えれば増えるほど被害者が死に至るスピードが上がる。
『絶対にアクセスしないで下さい』と捜査官がTVで訴えればかえって人々の好奇心を煽る結果に。
いやぁ・・・あんなこと言われてもアクセスしてくる多くの人間には罪悪感なんてないんです。
自宅やオフィスにいながら気軽にクリックして閲覧できるのだから目の前に
映し出されているのは実際の殺人映像なんだという緊迫感も恐怖もないんだと思います。
実際この作品の概要を理解した上で劇場に足を運んだ私たちも
そんな気分の悪くなるような殺人事件を見たい、知りたい、覗きたいという好奇心の固まりでしょう。
あぁ、ちょっとだけ自己嫌悪
これはフィクション映画だけど現在のネット社会で起こり得る可能性も十分あります。
高度な知識と技術を持つ悪人に利用されたらひとたまりもないですね。
犯人の考え出した手の込んだ殺人装置はすごかったです。
アクセス数と連動して毒が注入されたり、ライトの温度が上昇したり・・・
その都度違う装置を作り出しているわけだけど相当な頭脳の持ち主ですよね。
FBIの力を集結させても全く見抜けず、仲間の一人も犠牲になってしまうなんて。
でもFBI捜査官は最後の力を振り絞ってメッセージを伝える。。。。
私はこの作品、胸がずっとざわざわした感じで気持ちは悪かったけれど
夢中で観れたというか・・・結構おもしろかったんです。
なのにこのメッセージの謎解きからの展開がいまひとつ納得できない。
あの言葉だけで犯人にたどり着けるなんて・・・・って思ってしまったけれど
素人がFBIを甘く見ちゃいけないんですね。あのくらいはお手のもの?
すごいよ、すごい、ジェニファーは!
母としてもサイバー犯罪に立ち向う捜査官としても頼りになるスーパーウーマン。
演じたダイアン・レインは好きなので感情移入もしてしまう。
でもでもでも優秀なFBIがラストにとった行動もまた納得できず。
あの状況で車に戻りますか!?ジェニファーが大マヌケに思えてしまったわ。
だけどその後のバトルのシーンは極度に緊張感が高まりました。
興奮しすぎたのか全て終わった時には全身汗びっしょり。
そういえばジェニファーの家族に魔の手が延びてきた時のライブ映像も怖かった。
あそこもずっとドキドキドキドキ・・・・
おかしな展開に首をひねるところはあったとしても終わってみれば
かなり見入ってしまうおもしろい作品だったと認めてしまいましょう。

【BLESS THE CHILD】2000年/アメリカ
監督:チャック・ラッセル
出演:キム・ベイシンガー、クリスティーナ・リッチ、ホーリストン・コールマン、ルーファス・シーウェル
妹が置き去りした赤ん坊を6年間大切に育てていた姉。
そこにいきなり子供を返してくれと現れる妹。
愛情のかけらも感じられない。
子供を何だと思ってるんだーー!
悪魔崇拝者というのがからんでくるからこの妹だけが
悪者というわけにもいかないけれど6年前に一度娘を
捨てていた時点で許せないでしょ。。。
などとストーリーとは関係ないところで腹を立てていた私。
この作品、悪魔とか神とか、アメリカ人なら理解できる話も
日本人である私にはなじみがないというか言ってることが
どうもピンとこないんですよ。
最終対決もあれは悪魔だか天使だか神様だか・・・って
もうその辺の区別もつかないくらいなんだもん。
幼児連続殺人事件の犠牲者に共通していたものは誕生日。
悪魔崇拝者に狙われた姪のコーディーを救うため
無我夢中で行動するマギー(キム・ベイシンガー)の暴走ぶりがすごい。
警察にまかせていたら無駄に犠牲者を増やさなくて済んだのに。
ただこの育ての母のコーディーに対する愛情はとても深い。
子役の女の子も可愛くて、伯母さんを信じる真っ直ぐな目がいい。
二人の強い絆と母性愛に満ちたキムの優しい目に感動するので
最終的にはあまりひどい評価はしませんが・・・

【PREDATOR】1987年/アメリカ
監督:ジョン・マクティアナン
出演:アーノルド・シュワルツネッガー、カール・ウェザース、ビル・デューク、エルピディア・カリーロ
密林を舞台に見えない敵と戦う特殊部隊。
大勢のゲリラをものともしなかった彼らが全く歯が立たない敵。
隊員たちは一人ずつ正体不明の敵‘プレデター’の餌食となっていきます。
シュワちゃんがものすごい身体と戦闘能力を披露。
でも生身の人間なんだからやばい!
どうしたら奴に勝てるのか。。。
BGMの効果もあってもうハラハラドキドキしっぱなし。
狩られる隊員たちの残酷な姿のゾッとする。
いつどこから襲ってくるのか予測もできない恐ろしさ。
暗闇でもどこでも敵は身体の表面温度を感知するらしい。
だからカムフラージュのため体中に塗りまくったあるもの。
偶然から気づいた結果だけどお見事でした!
これはかなり面白い作品ですよ〜。
前半はゲリラ戦で迫力の戦闘シーンを見せつけて後半はプレデターとの死闘。
ほんと飽きなかった。
そして私はシュワちゃんと冒頭ガッチリ腕を組むカール・ウェザースに興奮。
「ロッキー」のアポロですよ!
このシーンの二人の腕の筋肉が素晴らしいので必見です。

【45】2006年/アメリカ
監督:ゲイリー・レノン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、アンガス・マクファーデン、スティーヴン・ドーフ、サラ・ストレンジ
拳銃を手に網タイツ姿もセクシーなミラ・ジョヴォヴィッチ。
胸のスカッとするようなミラのアクション映画だと思ってた・・・
魅力的なミラを見れたとも言えるけれど、後味悪い。
気分の悪くなるようなDVシーンの連続、はっきり言って誰にも薦めたくない作品。
だってね、あの美貌のミラの恋人役がメタボな気持ち悪い男。
それだけでも嫌悪感持っちゃうのに、女相手に激しい暴力をふるう。
ミラがボコボコにされて見るも無惨な顔に。この時のミラは迫真の演技。
でもそんなバカ男許せないでしょ。映画だと思っても腹が立って腹が立って。
どんなに暴力をふるわれても男から離れることのできなかった女が
警察沙汰になったことがきっかけで男を陥れる計画をたてるという展開。
ミラ演じるキャットは体を最大限の武器とするんです。
周囲の人間は男も女もみんな彼女に夢中になってしまうというのは
話がうますぎるけれど彼女はそれをうまく利用し男に復讐を果たす。
なのにキャットに全く感情移入できないのでラストですっきりしないのね。
登場人物や彼女たちの母親がカメラに向かって語りだすシーンが
何度も挿入されるけれどあんなのも必要ないのになぁ。
タイトルの『45』は何の数字なのかと思ったら45口経の拳銃のこと?
ミラがジャケットで銃を持っているのも、彼女は銃や盗品を売りさばいて
生活をしていたからなのです。
愛にはいろいろな形があるんだなと友人やカウンセラーの女性を見ていて深いため息。

【THE BLACK DAHLIA】2006年/アメリカ
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:ジョシュ・ハートネット、アーロン・エッカート、スカーレット・ヨハンソン、ヒラリー・スワンク
ミア・カーシュナー、リチャード・ブレイク、ローズ・マッゴーワン
二人の刑事が追う女性惨殺事件。
複雑な過去と秘密を持つ人間の絡み合う運命。
誰と誰がそっくりだって!?
全然似てないんですが・・・
そもそもそこに無理がありすぎです。
しかも「ブラック・ダリア事件」って途中から影が薄くなってきて
話の焦点はどこなのかさっぱりわからず展開についていけなくなりました。
この作品のCMはうまかった!
キャストもいいじゃない。
サスペンス色が濃くておもしろそう。
あれだったら興味ひきますよね。
でもおもしろくない、わからない、消化不良・・・って
いいところも書こうと思ってもなかなか書けない。
もうどうしたらいいの〜〜〜〜
でもジョシュ・ハートネット&スカーレット・ヨハンソンの共演が見れるのは楽しい。
この映画当時二人は恋愛中だっていう噂だし、
激しいラブシーンもふむふむ・・・と見てしまう。
興味深く見れたのはそのあたりだけっていうのも
他にも一流の俳優陣を使っておいてどうなんだろう?

【THE BRAVE ONE】2007年/アメリカ
監督:ニール・ジョーダン
出演:ジョディ・フォスター、テレンス・ハワード、ナヴィーン・アンドリュース、メアリー・スティーンバージェン
幸せな結婚生活が待っていたのにこんなことって・・・
本当にやりきれない悲惨な事件。
ただ犬の散歩をしていただけのエリカ(ジョディ・フォスター)と恋人が
夜道でいきなり襲われ恋人は死亡、彼女自身も大怪我を負い生死の境をさまよう。
暴行シーンは映画とは言え体が震えるくらい恐ろしいものでした。
日本でもニュースになることがある。すごく現実味のある話。
何の理由もなく殺されてしまう人がいるなんて。。。
恋人の死を知らされ「もう一度会いたい」と泣くエリカを見て涙が出てしまう。
外出しようと思っても恐怖が甦り体が言うことをきかなかったり
外を歩けるようになっても背後の足音に脅え続けなければならないエリカ。
ショッキングな前半でした。
でも拳銃を手にしたのは犯人たちへの復讐心からじゃなかったんですね。
【許せますか、彼女の‘選択’】というキャッチコピーから
自分の大切な人を奪われた彼女が復讐のため暴走する話だと勝手に予想していたので
最初に撃った事件は偶発的なものだと許せても2回目からは、う〜ん・・・
でも最終的なところまで来た時にはやっぱり私はエリカを許せた。
法が裁くとか何とかえらそうなことを言っても、警察の対応は何なの!?
命乞いをする凶悪な犯人にその資格はあるのか。
自分だったら・・・と思った時にあの思いはわかる気がしちゃうのね。
テレンス・ハワードの演じた刑事は誠実な人柄で真剣に取り組んでくれたけれど
ラストの咄嗟の判断にはちょっと目を疑いました。
そんなのあり!?とほとんどの人が思ったんじゃないかしら。
でもね、刑事に撃たれるとか自殺とか、エリカの死で終わらせて欲しくなかったし
他にどんないい方法があったのかって思うとあれは納得するしかないんですね。
ぐわぁ〜と盛り上がっていた感情が結末で少し下降してしまったのは残念だったけれど
ジョディの素晴らしい演技に魅了されっぱなしでした。
やっぱりジョディはすごいわ。
彼女の作品なら間違いないと崇拝しております。
それほど大好きな女優ですね。

【BODY DOUBLE】1984年/アメリカ
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:クレイグ・ワッソン、メラニー・グリフィス、グレッグ・ヘンリー、デボラ・シェルトン、デニス・フランツ
のぞきの代償は大きい。
よその家を望遠鏡を使って覗き見しているのは犯罪ですからね!
いくら売れない俳優で暇を持て余しているからって他に趣味見つけてください!
以上!!
と、感想をこれで終わりにするわけにはいかないのでもう少し。。。
俳優でドラキュラ役なのに閉所恐怖症で棺おけの中にいられない男。
そんな状態なので役は降ろされ無職になり女にも裏切られ寝る部屋もなくなった。
親切な友人が留守番を条件に寝泊りする部屋を与えてくれたので喜ぶこの主人公。
その部屋からはお隣さんが丸見えなんです。
望遠鏡をのぞくと見事なボディの女性がストリップをしている。
それが毎晩決まった時間に行なわれるのでのぞきにハマってしまったエロおやじ。
ある日その女性が殺されようとしているところを目撃!
助けなければーー!と必死で駆けつけるが間に合わずすでに死体が・・・
サスペンスです。
どこがどうなっているのか推理するのが面白いと思うけれど
あまりにもあり得ない設定だったのでドキドキするよりも笑いがおきてしまいました。
変なシーンが多かったような気がする。
砂浜でいきなりラブシーンが始まった時なんて、BGMはよかったけれど、
なぜそこでそんなことを!?と全く繋がりがわからなかったし
『リラックス』が流れる怪しい店でのシーンも夢なのか現実なのかサッパリ。
でもこの曲聞くとテンション上がるんですよね。だからPVのような一連の映像は好き。
ストリップを披露していたメラニー・グリフィスも美しい身体で存在感ありますね。
どうでもいいようなシーンに面白さを見出してしまった作品でした。

【BREAKDOWN】1997年/アメリカ
監督:ジョナサン・モストウ
出演:カート・ラッセル、J・T・ウォルシュ、キャスリーン・クインラン、M・C・ゲイニー、ジャック・ノーズワージー
ドライブ中の夫婦を襲ったアクシデント。
通りかかる車もほとんどない荒野のど真ん中で新車が故障。
携帯も繋がらない。いったいどうしたらいいものか・・・
というところで天の助けのトレーラー登場。
夫は自力で修理を試みると言う。
妻はそのトレーラーで町まで送ってもらい故障の連絡をすると言う。
やがて車が直り夫は待ち合わせの約束をしていた店に妻を迎えに行く。
でもそこには妻は立ち寄っていないと言われ消えた妻の行方を必死になって探すうち
この夫婦はとんでもない事件に巻き込まれていたということを知ることになります。
見知らぬ土地で車の故障で立ち往生。
通りすがりの人に親切にしてもらって大助かりと思ったのもつかの間・・・実は。。。
こういうことって普通にありそうな話だし
日常に潜んでいる恐怖とでもいいましょうか、本当に怖いと思いました。
奥さん一人トレーラーに乗って行っちゃった。
そこで何か嫌な予感はしたのよ・・・
カート・ラッセルの好演が光ります。
妻はどこに行った?この街の人間は何をしようとしているんだ?という
わけのわからない状況にパニックになりながらも
特別強くもないどこにでもいそうなおっさんが必死に立ち向かう。
凶悪な犯人グループとのやりとりは緊迫感たっぷりで相当ハラハラします。
一般人が巻き込まれる犯罪。
そして冷酷な犯人にも妻や子供や普通の温かい家庭があるというのが
やけにリアルで引き込まれる展開でもありました。

【HAIRSPRAY】2007年/アメリカ
監督:アダム・シャンクマン
出演:ニッキー・ブロンスキー、ジョン・トラヴォルタ、ミシェル・ファイファー
クリストファー・ウォーケン、クイーン・ラティファ、ザック・エフロン
ずいぶん前から楽しみにしていたミュージカル。
観賞前からこんなにワクワクしたのは『ドリームガールズ』以上でした。
女子高生の標準をはるかに上回るサイズのニッキー・ブロンスキー。
この子の笑顔は最高ですね。天真爛漫という言葉がピッタリきます。
全編通してキュートなヘアとファッションで華麗に舞い
朗らかに歌う彼女にくぎづけになること間違いなし。
ニッキー演じるトレーシーのママをあのジョン・トラヴォルタが
演じると知った時はかなり驚いた。
トラヴォルタ作品も数々見ているけれどイメージわかない〜。
ネットで画像を見た時、トラヴォルタってあんなに太っちゃったの!?と
ビックリしたけれどあの体型は作り物だったみたいね。
そして男顔そのもののトラヴォルタが違和感なくママに見えた!!
パパ役のクリストファー・ウォーケンといちゃつくところなんて
可愛いとまで思えるんだから本当にすごい作品ですよ、これは。
ダンスが大好きなトレーシーの夢は憧れのリンクといっしょにTV番組で踊ること。
その体型を考えたら躊躇しちゃうところなのにトレーシーは違います。
夢はあきらめちゃいけないの。ダンスが誰よりも好きなんだもの。
天真爛漫なトレーシーは見ている人を幸せにしますね。
常に前向きで頑張る姿はみんなに勇気を与える。
ストーリーの中には人種差別問題もからめてあり
ただの楽しいミュージカルで終わらせていないのも素晴らしい。
音楽の面だけ言うと私の大好きな曲はちょっとこういうのと違うけれど
気持ちが盛り上がってくるいいダンスナンバーだったと思います。
テンポ良くストーリーが展開して面白いしキャストも最高。
誰にでも楽しめるミュージカルですね。

【Robert Rodriguez's Planet Terror】2007年/アメリカ
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:ローズ・マッゴーワン、ブルース・ウィリス、フレディ・ロドリゲス、マイケル・ビーン
片足がマシンガンの女戦士。
何だこりゃ!?と誰もが疑問を持ちますよね。
ネット上やCMでこの姿を幾度となく見ていたらおもしろそうで
何だか急に興味がわいてきた。
しかもブルース・ウィリスも出ているって言うじゃない。
見たい、見たい!劇場行っちゃおう〜〜!
でも見始めて驚いた。
戦闘ものだと思っていたら完全なるゾンビ映画だった。
ブルース・ウィリスの軍服姿はやっぱりかっこいいなぁ。
ゾンビ化の原因を作ったのがこの軍人なんだけど
最後はこの人もおぞましいことに・・・
もうまともな人間などいやしないんですけどね。。。
クエンティン・タランティーノなんて変態そのものよ。
で、細菌に侵され男性の大切なとこがドロドロドロ〜〜ってもう最悪!
ゾンビがうじゃうじゃ大量に増えてくるのでとってもとっても気持ち悪い。
私本当はこういうの得意じゃないんだけど・・・あれ?すごく面白い。
グロイとかいうのをとっくに通り越して可笑しすぎる。
ゾンビが苦手という人も私が笑えたのだからこの映画大丈夫です。
しょうもない男が多い中、足がこんなになっちゃった主人公のチェリーと
危機一髪だった女医さんがめちゃくちゃかっこいい。
チェリーなんて足をゾンビに食いちぎられてるの。
普通そんなんで生きてないって・・・
それ以上になぜ彼女は感染しないのか?ってことを言ったらダメ。
主人公だからいきなりこんな不幸な体になっても痛がらないし大活躍する。
本当にかっこいいわぁ〜〜〜〜
チェリーもよかったけど私的にはエル・レイも最高だった。
いったいこの人の正体は!?
肝心なところでフィルムが消失って笑わせてくれるじゃないの。
だから誰も本当のことってわかってないわけよね?
あぁでもほんと気になるなぁ。重要な役どころだし好みの顔してるし。
あまりに面白かったので感想書き出したら止まらなくなってきた。
頭も使わないし悩みもしない、こんなに更新が楽な作品も久しぶり。

【PERFECT STRANGER】2007年/アメリカ
監督:ジェームズ・フォーリー
出演:ハル・ベリー、ブルース・ウィリス、ジョヴァンニ・リビシ、ニッキー・リン・エイコックス
ラスト7分11秒―─あなたは《絶対》騙される
このCM絶対よくないですよね。。。
私は極力ネタバレや人の感想は目にしないようにして映画館に出向くのですが、
この作品、内容を知らなくてもCMで見ていた7分11秒ばかりが頭に残ってしまい
そこにたどり着くまでの出来事はいくら真剣に見ていても
ラストでひっくり返されるんだろうな・・・ということが予想できてしまったのです。
それでも私にとってはまさかの真犯人だったのでまんまと罠にはまったというか
文句も言わずに、やられた〜〜と言えばいいのかもしれないけれど
ラストが全然すっきりしなくて、なんか悔しいの。
そして明かされていく様々な真実も前半の犯人の行動を思い出すと
白々しくてすごく気分が悪くなって、何だこのやろう!という感じになっちゃうの。
これは真犯人を知った上で見ると全然面白くないので間違ってネタバレレビューなんて
見ちゃったら前半からシラ〜としたムードが流れてしまう恐れありです。
そうじゃなければサスペンスとしていろんな推理を楽しみながら見れると思うんです。
あのラスト7分11秒まではね・・・・
ハル・ベリーもブルース・ウィリスも大好き。
そこにジョヴァンニ・リビシの名前もあってストーリーはろくに知らなくても
配役だけで観に行った私です。
なので、ちょっとエロの入ったブルースにニヤリとしたり
相変わらず細くてスタイル良くてきれいなハル・ベリーに見とれたり
気持ち悪いよ・・・とか思いながらも個性的な役がうまいジョヴァンニ・リビシに喜んだり
俳優の存在感と演技には満足のできるものでした。
だからもったいない作品と言いたくなってしまうんですね。
このキャストでこういうサスペンスなら面白かった〜と言いながら帰りたかったのに。

【BLOOD DIAMOND】2006年/アメリカ
監督:エドワード・ズウィック
出演:レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・コネリー、ジャイモン・フンスー、マイケル・シーン
アフリカのこの悲惨な現状。
子供が洗脳され少年兵へとなり銃を乱射し殺戮も平気なものとなっていく。
アフリカの土が赤いのはそこで流された血が染みこんでいるから。
平和な国で暮らし何も考えずにダイヤを欲しがる日本人に
この作品はどう映るのでしょう?
美しい輝きを放つダイヤモンドの陰にこんなにも多くの人の
血が流れているということにショックを隠しきれません。
豊かな国のために犠牲になるのはいつも貧困にあえぐ地域の罪のない人々。
残酷な現実を突きつけられ気持ちが重くなるけれど
テーマといい、役者の演技といい、心に残る素晴らしい作品でした。
隠された大粒のピンクダイヤモンドをめぐる3人の人物の交差する運命。
引き裂かれた家族を求め危険地帯を目指す父親ソロモンと
自由を求め巨大ダイヤに最後の賭けを挑む密売人アーチャーと
紛争ダイヤモンドの真実を追求したいジャーナリスト・マディー
目的の異なる3人が共に行動し悲惨な現状を目の当たりにして行く展開は
非常に巧く重みのあるテーマで大変見応えありました。
最初のうちは手を貸すふりをしたり腹の探りあいのような状態だったのが
だんだんと絆を深め信頼関係を築き、ラストのアーチャーのあの表情に繋がるんですね。
ディカプリオはこの作品での評価はとても高いと聞いていたけれど
やっぱり本当に良かったです。
善と悪で言ったら前半はほとんど悪の顔ですよね。
タフでふてぶてしいその態度からそれまでの過酷な人生が伝わってきました。
身体もがっしりたくましくなり動きもよかった。アクションシーンも見応え十分!
父親の熱い思いをぶつけたジャイモン・フンスーの演技にも感動が大きかったです。
テーマ : 映画★★★★★レビュー - ジャンル : 映画

【Virgin Suicides】1999年/アメリカ
監督:ソフィア・コッポラ
出演:キルステン・ダンスト、ハンナ・ホール、ジェームズ・ウッズ、キャスリーン・ターナー
ジョナサン・タッカー、ジョシュ・ハートネット
10代の少女の不安定な心を美しく独特な映像で見せている。
儚く傷つきやすい思春期の少女たちの雰囲気を楽しむには
もってこいの作品なのですが、テーマが自殺となると
ただ美しいとだけは言っていられなくなる。
厳格な家庭。母親に抑えつけられた彼女たちの生活。
いつも姉妹5人。外の社会を知らず自分たちの世界にだけ閉じこもる。
まず最初に自由を求めるかのように羽ばたいたのは末っ子セシリア。
でもその自殺の理由なんて到底わからない。
ますます厳しくなる母親。。。。いたたまれない気持ちになってくる。
男の子たちとダンスパーティーに行く許可が出たけれど
楽しい時間はつかの間、その後にはまた大きな問題が。
4人姉妹が出した最終結論はどう考えても納得行かない。
あれを美しいラストと絶対言いたくないんです。
全編通して少女たちの心理状態をとてもうまく表現していた。
でも絶望の中から抜け出す手段があれしかなかったとなると
私は複雑な気分になってしまうのです。
もう一つ納得いかないことといったら、四女の彼で登場してくるジョシュ、
あのコントのようなヘアスタイルはないよね。
もちろんカツラだそうですが、普通に出ればよかったじゃない。
もうおかしくてたまりませんでしたよ。
ジョシュの役柄は嫌な奴だけどキャラクターとしては最高でした。

【HAVEN】2000年/アメリカ
監督:フランク・E・フラワーズ
出演:オーランド・ブルーム、ビル・パクストン、ゾーイ・サルダナ、アグネス・ブルックナー
だいぶ期待していました。
オーリーが頑張った作品というイメージがあってぜひとも劇場鑑賞したかった。
なのにうちの方ではやってくれなくてDVD待ちとなってしまった。
でも観に行かなくてよかったよ。DVDでも途中で意味わからなくなって
解説してもらいながらやっと見終えたという状況だったんだもの。
最後の最後までこれって誰だっけ?なんて人がいたりして・・・
登場人物の相関図が欲しい〜
単純なストーリーではなく複数の物語がからみあう展開。
その繋がりはともかく、私は時間軸に振り回されてしまって
13日の金曜日が月日がたって何回も訪れたのかと勘違いしてしまったほどなの。
FBIの捜査を逃れケイマン諸島にやってきた父娘がいて
犯罪サスペンスの匂いもしてきそうだったのに盛り上がりに欠け
最後はどんでん返しってところだったんだろうけど意味がよくわからず・・・
オーリーと富豪の娘の関係は邪魔され悲惨な展開となるものの
やっぱり純愛だなぁ素晴らしいなぁと感動させてもらうまでには至らず・・・
だいぶ消化不良です。
ただ無条件で満足できたのは島の美しい景色とオーリーのかっこよさかな。
顔に薬物かけられて皮膚がただれ醜くなったという設定だったと思われるのに
そんな風でもオーリーはオーリーであってちっとも醜くない。
やるならもっととことんやってくれ〜〜!

【PERFUME】2006年/独・仏・スペイン
監督:トム・ティクヴァ
出演: ベン・ウィショー、ダスティン・ホフマン、アラン・リックマン、レイチェル・ハード=ウッド
悪臭漂う魚市場で産声を上げたグルヌイユ。
人間らしい扱いをうけずに育った彼は異常な人生を歩む。
匂いに執着するあまり犯してしまった事件。
その後もただひたすら「究極の香り」を求め本能のおもむくまま行動する。
そんなシリアルキラーの物語となるわけですが・・・
不思議と殺人そのものが恐ろしいものに描かれていなかった。
音楽と映像美に何かとても魅かれるものがあって
変質者と呼ばれてもおかしくない主人公グルヌイユの
その薄気味悪さにゾクゾクした。
処刑台でグルヌイユがハンカチに究極の香水をたらし一振りすると・・・
その後は呆気に取られる展開。まさかそんなことが!?
全ての人間が彼にひれ伏してしまう。
そして広場の群集が次々裸になり愛し合う・・・なんかすごい映像を見てしまった。
ラストも圧倒された。ほんとにあの香りってどんなもんなんだろう?
でもそんなシーンがあったからこそこれはおどろおどろしい物語ではなく
ファンタジーの世界として感じとることができたのです。
毒のこもったファンタジー。摩訶不思議な世界でした。

【Le temps qui reste】2005年/フランス
監督:フランソワ・オゾン
出演:メルヴィル・プポー、ジャンヌ・モロー、ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ、ダニエル・デュヴァル
末期がんで余命3ヶ月と告げられた主人公が残された時間を
どう過ごしていくかを淡々と見せます。
最期の時まで支えあう誰かがいたならどんなに幸せか・・・と思うのに
主人公ロマンは両親にも恋人にも病気のことを知らせずみんなから遠ざかり
孤独な日々を送ることを自ら選択する。
それでもたった一人祖母だけには事実を告白するんですね。
なぜ私に話すのか?と問う祖母に「死に一番近いから」と言う孫。
「今夜おまえといっしょに死にたい」と抱きしめる祖母の姿には泣けてきます。
祖母役は大女優ジャンヌ・モロー。
出演シーンはほんのわずかなのに圧倒的な存在感と演技力に感動してしまう。
ゲイであることが彼にこんな孤独を選ばせるのか、
感情を抑えて淡々と行動する様が痛々しくなってきてしまうけれど
一つだけ大きな意味ある行動を起こす。
不妊に悩む夫婦に自分の子供を託すということ。
これがまた突拍子もない方法なので違和感、嫌悪感を覚える人が
いてもおかしくないけれど、最後やせ細った体で海に入るロマンの姿を見ていたら
この世に残せるものができた彼の清々しい思いを私は感じることができました。
この作品の感想とは別に、もしも自分の子供が親に何も告白せず
一人静かに死期を待っているなんていうのは悲しすぎてどうしようもない。
映画だからこそ美しく切ないのであって
現実的には自分がこの立場でも子供がこの立場でも考えたくない展開です。

【FREAKY FRIDAY】2003年/アメリカ
監督:マーク・S・ウォーターズ
出演:ジェイミー・リー・カーティス、リンジー・ローハン、マーク・ハーモン、ハロルド・グールド、チャド・マイケル・マーレイ
几帳面で口うるさい母親を疎ましく思っていた娘と
学校でも問題児扱い、ロックに夢中な娘に手を焼いていた母親。
お互いの気持ちはすれ違いケンカばかり。
そんな母娘にチャイニーズレストランの怪しげな女店主がおみくじ入りの
クッキーを差し出します。
それを食べた翌朝二人が目を覚ますとなんと!体が入れ替わっていたのです!!
母親の立場の私からすると娘と入れ替わって娘の日常に潜入するのは
おもしろそ〜〜!と思ってしまうけれど、我が家の娘はいきなり歳とって
母親としての生活なんて勘弁して欲しいと眉をひそめていました。
母役ジェイミー・リー・カーティスの中身が娘の時の弾けっぷりは最高でした。
あの演技は爆笑ものです。
弟もなにげに面白すぎた。調子いいやつ!と思っていたら実は
お姉ちゃんのことが大好きだったのね〜
そしてリンジー・ローハンも見た目は若い娘なのに母親としてのセリフを
吐いているところを見ていると本当に親のように見えてくるからすごい。
個性的な母娘だったけれど思春期の娘と母親の葛藤、
お互いを理解しあう過程が違和感なく心にスッと入ってきましたね。
相手の立場になって思いやることは本当に大切。
どんなにハチャメチャやっても最後には分かり合えるという
ベタなストーリーだけど最後は大きな感動に包まれる満足度の高い作品でした。
リンジーったらこんないい作品に出ていい演技を見せてくれているのに
最近は女優としてではなくよくない話題で見かけるのが残念。

【YOU STUPID MAN】2002年/アメリカ
監督:ブライアン・バーンズ
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ , デヴィッド・クラムホルツ , デニス・リチャーズ , ウイリアム・ボールドウィン
異星人でも最強戦士でもない普通の女の子を演じたミラが
自然体でチャーミングでとっても可愛かった。
今まで私の観たミラの作品ってきれいな姿は見せてくれるんだけど
あまり笑顔もなく一種独特なオーラを放つ変わった役ばかりだった。
実はこんなにステキな子だったのね〜というのがこの作品を観た感想。
ハリウッドスターになってしまった恋人をいつまでも未練タラタラで
思い続ける男を紹介されたナディーンがミラの役。
初対面の印象は二人とも最悪。
それが回数会ううちに友情が芽生えいつしかそれは恋愛感情に変わっていきます。
展開はよくあるラブコメだけどミラの魅力が光ってすごくいいものに
なっている気がします。
ハリウッドスターになった元恋人と実際目の前にいるナディーンの間で
どっちつかずの態度をとっている優柔不断な男。
これが全くさえない男でね、なんで美女二人がこんな男に・・・と思ってしまう。
彼の悩みを真剣に聞いてアドバイスして応援するナディーンの健気な女心。
それがちっともわからないおバカな男。
ブラックジョークもきいていて笑えます。
最後はハッピーエンドであったかい気持ちになれますね。

【THE PRESTIGE】2006年/アメリカ
監督:クリストファー・ノーラン
出演:ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベイル、スカーレット・ヨハンソン
マイケル・ケイン、デヴィッド・ボウイ、アンディ・サーキス
「この映画の結末は決して誰にも言わないでください」
と冒頭で言われちゃったので書きたいこと書けなくなってしまったのですが
ラスト種明かしがされるところは最高に面白かったわ〜〜!
実を言うとそこに行き着くまで私にはこの作品苦痛でたまらなかった。
2大スターの華やかなマジックのショーを存分に楽しめるかと思っていたのに
やられたらやり返すのドロドロした復讐劇になっているし
マジシャンは自分がトップの座をつかむためにはここまで卑劣な
ことをするのかと半ば呆れ、嫌な気分で観ていたのです。
後味の悪い映画だな・・・と思ったところで、きましたね、きましたね!
ラストのオチは正直全く読めませんでした。
普段からマジックのタネなんて全然わからないし、ああいうものは
わからないからこそ驚きが大きく楽しめるものだと思うんです。
この作品では片方はオーソドックスなオチ(それでも全然予測外のこと)
片方は奇想天外なマシンによるオチ(これは現実的にはちょっとどうか・・・)
2人の天才マジシャンの人生をかけた対決が見もの。
生活全てがイリュージョン。
時間軸が複雑かと思いきやこれは案外わかりやすかった。
日記も、そうきたか!という感じですね。
昨夜2度目の『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』鑑賞をしてきて
1度目とは全く違う感想がわいてくるほど感動し、また観て良かったと
心から思えたように、『プレステージ』も結末をわかった上で
ところどころに敷かれた伏線を楽しみながらまた観てみたいものだなぁと思いました。