戦火の勇気

【COURAGE UNDER FIRE】1996年/アメリカ
監督:エドワード・ズウィック
出演:デンゼル・ワシントン、メグ・ライアン、ルー・ダイアモンド・フィリップス、マット・デイモン、スコット・グレン
湾岸戦争で戦死したウォーデン大尉(メグ・ライアン)が名誉勲章候補者に上がり
それにふさわしい人物だったかどうかの調査を任せられたサーリング(デンゼル・ワシントン)の
生存者たちからとった証言からシーンが構成されています。
証言者によってウォーデン大尉の行動や最期の場面が食い違っていることで
真実を語っているのは誰か?この戦争に何があったのか?という謎解きも含め
見ごたえのあるものになっています。
人の証言によってウォーデン大尉は英雄にも卑怯者にも負け犬にもなる。
サーリング大佐も自らの判断ミスで仲間を殺してしまうという過去を持っていて
苦悩をずっと引きずっていたけれどウォーデン大尉の真の真実が見えた時
やっと自分もいろいろな呪縛から解き放たれるんですね。
メグ・ライアンと言えばラブコメ、軽いタッチの作品にキュートな笑顔でハッピーを
振りまくようなイメージが強いけれどこの作品ではそんな姿は全く見せません。
証言がいろいろ出てくるので何パターンもの兵士の顔を見せ
泥まみれの姿や凄みのある姿、情けない姿もさらけ出しています。
デンゼルとメグ、うまい二人が見れて満足の作品でした。
それと証言者の一人にマット・デイモンが出てくるのですが
ジェイソン・ボーンのあのたくましい身体からは想像もできないほど痩せていて
かわいそうになるくらいひ弱な姿。
でもこれは彼が苦しんでいたとわからせる効果がとても大きい。
自分を守るための嘘もあるけれど一生嘘を隠して生きていくのはつらいものね。

























